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by, using, by using の使い分けについて

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多体問題の解法の一つである Coupled Cluster method で波動関数を求めて,その波動関数で期待値Aを計算した場合についてです。

We calculate A ○○ Coupled Cluster method.
 

○○には、以下のうち、どれが入りますか?

1) by
2) using
3) by using
 

理由と共に教えていただけると幸いです。
 

正解は2、あるいは3です。

1が誤っている理由は『科学論文の英語用法百科・第1編』の第29章で細かく説明されています。ご参照ください。

「by using」と「using」はいずれも可能ですが、どちらにするかによって文意が微妙に異なります。「by using」によっては、Aを得るのに coupled cluster method だけで十分だというニュアンスが含まれます。一方、「using」は、そのようなニュアンスを含ませないため、coupled cluster method 以外に他の計算法なども用いた場合により適切です。
 

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グレン・バケットGlenn Paquette

1993年イリノイ大学(University of Illinois at Urbana-Champaign)物理学博士課程修了。1992年に初来日し、1995年から、国際理論物理学誌Progress of Theoretical Physicsの校閲者を務める。京都大学基礎物理研究所に研究員、そして京都大学物理学GCOEに特定准教授として勤務し、京都大学の大学院生に学術英語指導を行う。著書に「科学論文の英語用法百科」。パケット先生のHPはこちらから。

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