ノーベル賞受賞者へのインタビュー特集
毎年、アルフレッド・ノーベルの命日である12月10日に授賞式が行われるノーベル賞。2025年は、生理学・医学部門で大阪大学特別栄誉教授の坂口志文(さかぐち しもん)先生が、化学部門で京都大学理事・副学長の北川進(きたがわ すすむ)特別教授が受賞者となりました。
エナゴでは、北川進先生を含めてこれまで3人のノーベル賞受賞者へのインタビュー記事をサイトにて公開しています。
中村修二 (なかむらしゅうじ)博士へのインタビュー
2014年 ノーベル物理学賞受賞者
企業に籍を置きながら単独で青色発光ダイオード(LED)を開発し、その後カリフォルニア大学の教授職に就かれた中村修二先生は、LEDの研究開発の功績で2014年のノーベル物理学賞を受賞。核融合発電の実現に取り組むなど現在でも精力的に研究を続けられています。インタビューはノーベル賞受賞前の2007年にエナゴが実施。留学時代のエピソードや初めて自分が行った授業のことなど、英語とどのように向き合ってきたかを中心にお話を伺いました。
♦トップ研究者インタビューby エナゴ 中村修二氏へのインタビュー
「英語での初講義。緊張して気絶しそうでした」
https://www.enago.jp/interviews/drnakamura
益川敏英(ますかわ としひで)博士へのインタビュー
2008年 ノーベル物理学賞受賞者
理論物理学者で、後に素粒子物理学の基礎とも呼ばれるようになった「小林・益川理論」を小林誠(こばやし まこと)先生とともに提唱し、これにより2008年に小林誠先生、南部陽一郎(なんぶ よういちろう)先生とともにノーベル物理学賞を受賞された益川敏英先生。「I am sorry, I cannot speak English」と前置きをして授賞式のスピーチを日本語で行われたことも話題となりましたが、そんな益川敏英先生が英語での発表や英語論文の作成、読解などについてお話しくださいました。
♦トップ研究者インタビューby エナゴ 益川敏英氏へのインタビュー
「なんとかなるもんです、英語がしゃべれなくても。わたしはそれで生きてきたから」
https://www.enago.jp/interviews/drmasukawa
北川進(きたがわすすむ)博士へのインタビュー
2025年 ノーベル化学賞受賞者
工学博士で、多孔性材料の「金属有機構造体(MOF)」の研究開発の功績が評価され2025年のノーベル化学賞を受賞された北川進先生。MOFは、有機フッ素化合物(PFAS)や二酸化炭素の吸着・除去やガスの貯蔵など幅広い用途が期待されています。2019年にクラリベイト社との協働で行われたインタビューでは、執筆された多数の論文が数多く引用されてきた北川進先生にMOF=PCP開発の経緯や、論文執筆の方法、異分野共同研究、「人」という日本の資源を育てる支援の必要性まで、幅広くお話しいただきました。
♦多孔性配位高分子(PCP):ナノスケールの孔から広がる無限の可能性
「しぶとく粘る。いろんな経験をする。そうすれば、きっと『ダイヤモンドの鉱石』がすぐそばにあることに気がつくことができると思います」
https://www.enago.jp/share-your-story/authors-of-highly-cited-research-papers/dr-susumu-kitagawa
エナゴではこのほかにも「オートファジー」の研究で世界的に知られる東京大学医学部・大学院医学系研究科分子生物学分野の水島昇(みずしま のぼる)先生や、気候変動対策においても期待がもたれる「水分解光触媒」を開発された東京大学特別教授室特別教授で信州大学先鋭領域融合研究群先鋭材料研究所特別特任教授の堂免一成(どうめん かずなり)先生ら、様々な分野の注目の研究者たちのインタビューを動画とテキストで公開しています。若手研究者や研究者を目指す人々を含む広い読者層・視聴者層にサイエンスの魅力を伝え、情報やヒントを発信するポータルサイト「Share Your Story」にてご覧いただけます。
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