論文の受理を目指す研究者がやるべき8つのこと

査読付き学術雑誌(ジャーナル)に論文が掲載されることは、科学の歴史に新しい足跡を残すという偉業を成し遂げた証です。論文にまとめた新しい発見、実験・調査の結果、およびこれらに関する考察は、専門家による査読を経てお墨付きを与えられ、ジャーナルの掲載を通して広く研究者の目に留まるところとなるのです。論文を投稿することは、研究の発展に貢献するためだけでなく、研究者自身のキャリア形成のためにも重要です。論文が発表されれば執筆者の名前が他の研究者に認められますし、その論文の評価が高ければ、研究室に優秀な研究者や学生を呼び込み、研究資金を獲得する上でも有利となるでしょう。論文投稿のプロセスにおいては、研究の内容もさることながら、いかにその内容を適切かつ効果的にアピールするかという視点が重要になります。ぜひ気をつけたいポイントについて、投稿のプロセスを追いながらご紹介します。

研究論文を出版するまでの道のりは厳しく、ジャーナルによっては投稿論文の約半数がリジェクト(却下)されるとも言われています。投稿論文がリジェクトされる時には様々な理由がありますが、より確実に論文が受理されるために、何に気をつけたらよいのでしょうか?

ステップ 1:適切なジャーナルを選ぶ

 

まず始めに、自分の論文の投稿先として、どのジャーナルが適しているかを確認します。論文の中には、投稿先ジャーナルの目的と領域(Aims and Scope)に一致していないことが理由でリジェクト(却下)されてしまうものが少なくありません。また、ジャーナルによって、レビュー論文や原著論文など扱う論文の種類にも違いがあるので、自分の論文の種類に合ったジャーナルを選ぶようにしてください。

ステップ 1.1: ジャーナル選択で気をつけること

多くの研究者は、より質が高く、インパクトファクター(IF)の高いジャーナルに自分の論文が掲載されることを目指していることでしょう。IFが高いジャーナルに掲載されれば、論文の信頼性が高まり、より多くの読者の目に触れるでしょうし、執筆者の名前と成果が広く知られることとなり、より多くの研究資金の獲得が期待できます。一方で、IFにこだわりすぎるのも危険です。IFが高いジャーナルを目指す研究者が増加している今日、査読待ちの論文も激増し、いわば「渋滞」を起こしているトップジャーナルも少なくありません。スピードを優先して、IFがそこまで高くなくても質の高いジャーナルを選ぶという選択肢もあるのです。また、査読者は同じ分野の研究者であり、ライバルであるということも頭の片隅にとどめておきましょう。彼らの主張が100%正しいとは限りません。以下に、ジャーナルの選択にあたって、やるべきことと気を付けるべきことの両方を書き出してみます。

  • やるべきこと
  • 投稿先ジャーナルの目的と領域(Aims and Scope)および制約事項を確認する
  • 投稿先ジャーナルに自分の研究に似た内容の論文が掲載されているかを確認する
  • ジャーナルの査読者の経歴が公開されていれば確認する
  • 投稿先ジャーナルの読者を念頭に置いて書く
  • 気をつけるべきこと
  • 捕食ジャーナルに引っかからないようにする
  • インパクトファクター(IF)だけで判断しない
  • 複数のジャーナルを候補としてよいが、実際に投稿するのは1誌のみとする
  • ジャーナル側の主張を鵜呑みにしない

研究内容に最も適したジャーナルに論文を投稿すれば、査読で採択される可能性が高まり、研究に費やした時間、お金、熱意を無駄にせずに済みますから、ジャーナルの選択は慎重に行いましょう。なお、参考文献などで見かけて気になったジャーナルの名前は投稿先の候補となりますので、記録しておくとよいでしょう。

ステップ 1.2: ジャーナル選択に使えるツール/プラットフォーム

投稿先のジャーナル選択に困ったときには、次のようなプラットフォームやツールを使うこともひとつの策です。

Directory of Open Access Journals(DOAJ)

スウェーデンのリンド大学が運営するオープンアクセス(OA)ジャーナルのデータベースです。OAジャーナルに掲載された論文は、より広範囲な読者にアクセスしてもらうことが可能です。DOAJデータベースには、登録されている各ジャーナルの分類(OAかOA以外か)や、DOAJがジャーナルの公開性とベストプラクティス順守状況に応じて付与するDOAJ Seal(DOAJ認証)の有無が示されています。

Scopus

エルゼビア社が提供する査読済の抄録・引用文献データベースです。「search(検索)」機能を使えば、研究論文の投稿先として適したジャーナルを探すことができます。

FindMyJournal

ジャーナルのカタログであり、掲載された多数のジャーナルから分野に適合するジャーナルを検索することができます。

OAJF (オープンアクセス・ジャーナルファインダー)

研究支援エナゴが提供する、捕食ジャーナルを避け質の高いOAジャーナルを探すのに役立つプラットフォームです。ジャーナルの信頼性のチェックや論文掲載料(APC)を確認することもできます。

Elsevier Journal Finder

エルゼビア社提供のジャーナル検索プラットフォームです。論文タイトル、要約が掲載されているので、論文投稿先として適したジャーナルを探すのに活用できます。

その他にも、ジャーナル選択に役立つプラットフォームが数多くあります。投稿先のジャーナルを探す際にいくつか試してみて、同じジャーナルが選出されるか見てみるとよいでしょう。もうひとつ、ジャーナル選択で覚えておくとよいのが、  “Think.Check.Submit.”というツールです。論文掲載先に関する具体的な情報が提供されていますので、ぜひ活用してみてください。”Think.Check.Submit”について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

ステップ 1.3: 捕食出版社

「捕食出版社」または「ハゲタカ出版社」とも呼ばれる出版社には要注意です。捕食出版社は学術論文を不当に扱い、高額な出版費用を取ることで荒稼ぎしています。補足出版社が発刊する捕食ジャーナルは、DOAJのように適格審査を設けているジャーナルプラットフォームには掲載されません。捕食ジャーナルには査読がなく、当該分野の専門家に読まれることもほとんどないので、そのようなジャーナルに論文を投稿することは時間とお金の無駄と言えるでしょう。

捕食ジャーナルかどうかは捕食出版社のリストとして知られる「ビールズ・リスト(Beall's List)」を参考に、補足ジャーナルにひっかからないように注意しましょう。前述のツール“Think.Check.Submit.”に挙げられている以下のような質問を自問自答することでジャーナルの正当性を確認することも一案です。

  1. Think(考えよう)

  • 投稿しようとしているのは信頼のおけるジャーナルですか
  • そのジャーナルはあなたの研究分野に合っていますか
  1. Check(チェックしよう)

  • あなた自身または同僚は、そのジャーナルについて聞いたことがありますか
  • 出版社と連絡が取れますか
  • そのジャーナルは実施する査読方法について説明していますか
  • そのジャーナルのウェブサイトには論文掲載料について詳細が示されていますか
  • そのジャーナルの編集委員の経歴について確認しましたか
  • その出版社は既知の業界・団体に属していますか
  1. Submit(投稿しよう)

  • 上に挙げた質問に対し、満足できる回答は得られましたか
  • 論文を投稿した場合、その論文の投稿先は簡単に見つけられますか
  • 専門家の査読および出版経験豊富な人の意見は聞きましたか

これらの質問すべてに「はい」と回答できるのであれば、論文を投稿しても大丈夫でしょう。

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ステップ 2: 論文を書く

 

論文執筆で最も重要なのは本文だと思われるかもしれませんが、読者が何を使って論文を検索するかと言えば、論文のタイトル 、アブストラクト(要旨)、そしてキーワードです。電子データベース、検索エンジン、ジャーナルのウェブページでは、論文のタイトルや要旨から抜き出したキーワードが使われており、さらにキーワードは興味のありそうな読者のために論文を分類するのにも使われています。そのため、内容に直結するようなタイトルと要旨を書くこと、的確なキーワードを書き込むことは、本文の執筆と同じかそれ以上に重要なのです。

ステップ 2.1: 効果的な研究タイトルの付け方

以下に、効果的な研究タイトルを付けるにあたってやるべきことと、気をつけるべきことの両方を書き出してみます。

  • やるべきこと
  • 具体的なタイトルを付ける
  • 論文の主題から始める
  • 興味をそそるようなタイトルをつける
  • 研究の中心となる部分を強調する
  • 気をつけるべきこと
  • 一般的に通用しない略語や専門用語を使用しない
  • 長すぎるタイトルは付けない
  • 不明瞭なタイトルは付けない
  • 同じ語句の繰り返しや、不要な語句の使用を避ける
  • 例えば、「A Study of the Safety and Efficacy of 10 mg X Drug as a Smoking Cessation Intervention for People who Smoke More than 10 cigarettes per day(仮訳:1日に10本以上のタバコを吸う人が禁煙介入として薬剤X 10mgを摂取する安全性と効果に関する調査研究)」というタイトルは、
  • 「Safety and Efficacy of 10 mg X Drug as a Treatment to Aid Smoking Cessation(仮訳:禁煙補助薬X 10mgの安全性と効果)」と短くすることができます。

ステップ 2.2: 論文を書き進める際に留意すべきこと

論文の各セクションを執筆する際に覚えておくべき重要な点は以下のとおりです。

  1. 著者: 研究において十分な貢献を行った研究者の名前のみを著者として掲載します。名前が掲載された研究者は、研究のデータおよび結果に対し責任を負うべき立場にあります。
  2. 要旨: 要旨には目的、方法、結果および結論と称される論文各章の内容をまとめて記述します。200単語程度の文章におさめましょう。
  3. 序論: 研究の背景について簡潔にまとめます。序論で研究課題を明確にしておきます。
  4. 方法: 読者が実験を再現できるよう十分な情報を提供し、方法を説明します。既に公開されている研究を基にしている場合には、引用した研究について明らかにするとともに変更した箇所があれば、その点も明らかにしておきます。まったく新しい方法であれば、すべての手順の詳細を記します。実験に関して倫理的な供述が必要な場合には、書き忘れないようにしましょう。
  5. 結果: 研究の結果を記します。ここには考察は含めません。文章、図表、グラフなどを利用してまとめます。
  6. 考察と結論: 研究論文に記した結果について解説します。この部分の記述内容は、序論で記した研究課題に対応するものとなるでしょう。
  7. 謝辞: 研究に関わった人への感謝として名前を簡単に記します。実質的な利益相反がある場合にはこの章に書き込みます。
  8. 参考文献: 投稿先の学術ジャーナルの投稿規程を確認し、それに準じた形式で引用と参考文献の一覧を作成します。

ステップ 2.3: 論文の校正とプルーフリーディングの重要性

論文原稿が書けたら、校正とプルーフリーディングを行います。レイアウトが悪い、スペルミスがある、文章の筋が通っていない――などと見なされた投稿論文は、査読プロセスの前の段階でリジェクトされてしまいます。論文の構成をしっかりと組み立て、考えに筋が通っているかを確認しておきます。すべての章が論理的につながっていると確認できてから、各章の細かい校正を行います。

論文を短く小分けにして校正とプルーフリーディングを行います。ミスを見つけ出すには新鮮な目が必要です。見直しを行う際には、それぞれの章が明確に書かれているかを確認します。声に出して文章を読んでみるのもミスを見つけるひとつの方法です。目が見落とした点を耳が拾ってくれるかもしれないからです。他に、印刷して行ごとにチェックしていくという方法もあります。

スペルと英文法が正しいかの確認も忘れずに行います。また、図表に適切なラベルが付いているか、文中に正しい図表が引用されているかも確認しておきます。

自己チェックが終わったら、友人や同僚、あるいは校正およびプルーフリーディングを行っている専門業者にもチェックを依頼してみましょう。

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ステップ 3: 効果的なカバーレターを書く

 

ステップ 3.1: カバーレターの大切さ

ある程度時間をかけてでも、ジャーナルに論文を提出する際に添えるカバーレターは念入りに作成するべきです。カバーレターは、ジャーナルの編集委員に向け、研究の斬新さと重要さを伝える絶好の機会です。編集者はジャーナルを読者に購読してもらうために魅力的な記事を掲載する必要があり、読者の興味を引く論文かどうかという視点から投稿論文の審査を行います。カバーレターは投稿論文を売り込むための、いわば推薦状ですから、その論文が審査を行うのに値するものであると編集委員に納得させるものでなければなりません。

ステップ 3.2: カバーレターの書式

ジャーナルのカバーレターの書式は似通っていますが、まずは論文を投稿しようとしているジャーナルの「Instructions For Authors(著者のための手引き)」を確認してください。論文投稿に当たって何か特別な情報を提供する必要がある場合には、この手引きに示されています。カバーレターの様式のサンプルはこちらからご覧ください。

ステップ 3.3: カバーレターに関する追加情報

カバーレターには以下のような情報を追加することも可能です。

  • 査読者の推薦-査読者として考えられる研究者のリスト(連絡先情報を添えて)
  • 執筆を進めている類似論文のリスト、あるいは他誌で査読の結果待ちの論文の情報
  • 研究助成金の出資者情報
  • 謝辞(何かあれば)

ステップ 3.4: カバーレター作成時に注意すべきこと

  • やるべきこと
  • わかりやすく書く
  • 明確かつ簡潔に記す
  • 研究内容を文中に入れ込む
  • スペルと英文法のチェックを忘れずに
  • 気をつけるべきこと
  • 高度に技術的な用語や頭字語を使用しない
  • 手紙の宛先を”Dear Sir”としない(編集者には女性もいるため)
  • 研究成果を誇張しない
  • 面白おかしく書かない

カバーレター作成のコツとしては、こちらの記事も参考になります。

ステップ 4: 盗用・剽窃をチェックする

 

盗用・剽窃は重大な違反行為ですので、他者の研究を引用した際には正確に記さなければなりません。以下に挙げる盗用・剽窃を避けるためのコツやこちらの記事なども参照してください。

  • 参考文献を注意深く読み、研究内容を理解していることを確認する
  • 自分の言葉でアイデアを説明する
  • 他者のアイデアである場合には、自分の言葉で説明したとしても他者の発想を引用していることを書き留めなければならない
  • 他者のアイデア、言葉を引用した際は、その部分が引用であることが分かるように引用符を付ける
  • 他者の文章をコピーして自分の論文に直接ペースト(貼り付ける)してはならない
  • 参考文献は、ジャーナルの投稿規程に準じて正確に記入する
  • 自己盗用も違反となるので、自身が発表した研究論文からの引用であっても、引用として記載する。論文の出版社が著作権を有していることを忘れずに
  • 盗用・剽窃を防ぐためのツールを活用する

盗用・剽窃をチェックするツールにはさまざまなものがあるので、意図しない盗用・剽窃を検出するのにも役立ちます。代表的なツールとしては、GrammarlyiThenticate、 PlagScan そして CrossRefが挙げられます。

この4つのツールについては、こちらの情報も参考になります。

また、盗用・剽窃を含め、研究や論文執筆において直面する様々な倫理的ジレンマをどうすれば克服できるのかについて説明するオンラインセミナーもありますので、ご参考ください。

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ステップ 5: 論文投稿前に最終チェックを行う

 

以下のチェックリストを参考に論文の投稿準備が整ったかを確認します。

ジャーナル選択

  • 研究論文のタイトルはジャーナルのaims and scope(目的と領域)に合致していますか
  • 過去、そのジャーナルに類似の研究が発表されたことはありますか
  • 投稿先ジャーナルは捕食ジャーナルではないことを確認しましたか

カバーレター

  • ジャーナルの著者のための手引き(投稿規程)がある場合、記載事項を確認しましたか
  • 研究内容はジャーナルのaims and scope(目的と領域)に則したものですか
  • 高度に技術的な用語や頭字語を使用していませんか
  • 言語表記、文法のチェックは行いましたか
  • プルーフリーディングで見つかった誤りを修正しましたか
  • 必要とされる文書は添付されていますか

論文

  • 論文の体裁は著者向けの投稿規程(単語数制限、ファイル形式など)に準拠していますか
  • 簡潔かつ明確なタイトルはついていますか
  • 要旨に、研究の目的、方法、結果、および考察がわかりやすく記されていますか
  • キーワードはついていますか
  • 利益相反がある場合、その事実が記載されていますか
  • 謝辞や補足資料はついていますか
  • 責任著者の連絡先情報は書かれていますか
  • 盗用・剽窃チェックは行いましたか
  • 参考文献は正確に引用され、ジャーナル指定のフォーマットに準じて記載されていますか
  • 言語表記と文法のチェックは行いましたか
チェックリストのダウンロードはこちら

ステップ 6: 論文を投稿する

 

論文を投稿するには2つの方法があります。

    ステップ 6.1: オフライン投稿

    詳細は著者向けガイドラインに記載されていますが、通常はeメールに添付して編集委員に提出します。

    ステップ 6.2: オンライン投稿

    通常、出版社のウェブサイトにジャーナルごとに「投稿」または「オンライン投稿」といったリンクを設けており、出版社は自社の取り扱いジャーナルへの投稿論文を電子投稿システムで管理しています。これらのシステムとしては、ScholarOneEditorial ManagerEvise®などが挙げられます。オンラインではシステムの指示に従って論文の投稿を行います。

    ステップ 1: ユーザーとしてシステムに登録します

    ステップ 2: 必要項目(情報)を入力します

    ステップ 3: 投稿する論文をアップロードします

    ステップ 4: 正しくアップロードされたか、ファイルを確認します

    ステップ 5: システムによっては投稿した論文の審査進捗が確認できるものもあります

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ステップ 7: 論文投稿後のプロセス

 

論文を投稿してしまえば、後は結果を待つばかりです。投稿後、どのように出版社と連絡をとればよいのでしょうか?また、結果が分かるまでにどのぐらい待てばよいのでしょう?

多くの出版社は論文の著者に向けて、投稿後のプロセス(流れ)をウェブページ上に記載しています。論文投稿に関連する所要時間の目安なども書かれているので、確認してみましょう。

論文審査にかかる時間は、ジャーナルによっても、そして査読者によっても異なりますが、審査全体で概ね3-4か月を要するのが一般的です。ジャーナルの編集委員から2か月近くたっても何も連絡がない場合には、状況を確認してみるとよいでしょう。ジャーナル編集部とのコミュニケーションマナーについては、こちらの記事もご覧ください。

一般的な査読プロセス

一般的な査読プロセス

ステップ 8: 投稿論文がリジェクト(却下)されたら

 

ステップ 8.1: リジェクトされる一般的な理由

リジェクトされる一般的な理由として以下が挙げられます。

  1. ジャーナルの領域に該当しない
  2. 文法やスペルに著しく問題がある
  3. 構成に不備がある
  4. 分析が適切でない
  5. データが不十分
  6. 結論が曖昧
  7. 投稿規定に従っていない
  8. 方法が不適切あるいは詳しく書かれていない
  9. 倫理的要件を満たしていない
  10. 参考文献が不足している、または自身の論文の引用が多すぎる

ステップ 8.2: リジェクトされた後は何をすべきか

リジェクトされた後に何をすべきかは、リジェクトの理由によっても異なります。

  • 学術界では論文がリジェクトされることはよくあるので、落胆しない
  • 論文が投稿したジャーナルの領域外であったことがリジェクトの理由であれば、より適合するジャーナルに再提出する
  • 査読者のコメントを踏まえ、修正を加えた上で他のジャーナルに再投稿してみる
  • 論文に修正を行わずに他のジャーナルに再投稿してみる
  • 論文がリジェクトされたことに対して強く思うことがあれば申し立てを起こす

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ステップ 8.3: リジェクトを防ぐ方法

ジャーナルによるリジェクトを防ぐためには、細心の注意を払って論文をチェックする必要があります。

投稿前の論文を自分でチェックするだけでなく、他の人にもチェックしてもらうようにしましょう。

論文中の文法やスペルを正しく表記するだけでなく、明確かつ論理的な記述がなされているかどうかも確かめましょう。

 

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