カバーレターの長さについて

すばらしいカバーレターを書いても論文がジャーナルに掲載されるとは限りませんが、悪いカバーレターを書いたためにすぐに却下されることはあります。カバーレターの内容については、以前「論文の原稿に添えるカバーレターの書き方」で少しお話ししました。また、“manuscript cover letter”というキーワードを使ってインターネット検索をすれば、サンプルがいくつも見つかるはずです。
しかしながら、内容もさることながら大切なことはダラダラと書かずに、簡潔に1枚にまとめることです。2枚目の半分を過ぎてしまったら書き過ぎです。それでも研究が複雑で、簡単な説明だけでも1枚を超えてしまう場合はどうしたらいいのでしょうか? ここでちょっと裏技を紹介させていただきます。

1. 余白を狭くする

最初に日付を書き、最後にサインをするというアメリカのカバーレターのフォーマットでは、用紙の上下の余白が多少狭くなってもあまり不自然に感じられません。余白は通常、上下左右1インチ(2.54センチ)といわれていますが、上下の余白を0.7インチ(1.78センチ)に変えてみてください。それでも1枚に収まらない場合は、左右の余白を0.8インチ(2.03センチ)にしてみましょう。上下左右ともこれ以上狭くなると不自然に見えますので注意してください。
2. 文字を小さくする
文字の大きさは通常の12ポイントですが、これを11.5ポイントに変えてみてください。最小で11ポイントまで小さくしても大丈夫でしょう。
3. 一行ずつ確認する
行末に“accomplishments”のような長い言葉が来ると、その行に入りきれずに、次の行に押し出されてしまうことがあります。行末にかなりの余白ができますので、一目で見つけることができるでしょう。このような場合は、該当の行頭から問題の言葉までを選択し、文字間をほんの少し縮めてみてください。
最悪の場合、カバーレター全体の文字間を縮めることも可能ですが、これはかなり目立ちますし、目の悪い編集者には「読みづらい」という悪い印象を与えますのであまりお勧めできません。
4. それでもダメなら…
ここまでしてもカバーレターが1枚に収まらない場合は、本当に必要なことだけが書かれているかどうか、もう一度見直してください。

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