「SCI indexed」の意味は何ですか?
ご質問ありがとうございます。
SCIはScience Citation Indexの略で科学技術分野の論文データベースの一種です。
論文の読者は、ジャーナルの定期購読者よりもデータベースの契約者の方が圧倒的に多いため、データベースに収録されているジャーナルに論文が掲載されれば、より多くの研究者に読まれ、引用される機会が増えます。つまり論文がデータベース収録ジャーナルに掲載されることは研究者にとって大きなメリットがあるのです。
また、ジャーナルの質は、いかに多くの論文が引用されたかを示すジャーナル・インパクトファクター(JIF)で評価されます。JIFはクラリベイトが毎年発表しているWeb of Science Journal Citation Reports(JCR)において更新されます。ジャーナルにとってもデータベースに収録されることは、引用件数を高めるために欠かせない価値あることなのです。
SCIはInstitute for Scientific Information(ISI)によって作成されましたが、現在ではクラリベイトが運営しており、Web of ScienceやSciSearchなどのプラットフォームを通じて利用することができます。同様のデータベースとしては
- SCIE: Science Citation Index Expanded(クラリベイト)
- SSCI: Social Sciences Citation Index(クラリベイト)
- A&HCI: Arts & Humanities Citation Index(クラリベイト)
- EI Compendex: Engineering Index or Compendex (エルゼビア)
が知られています。
各データベースにどのようなジャーナルが収録されているかは、それぞれのサイトで検索できます。また、データベースでは、「どの論文に引用されたか」「特定の研究者の論文がどのように引用されているか」「最も引用されている論文はどれか」なども調べることが可能です。
論文がアクセプトされるためには、どのジャーナルに投稿するかがとても重要です。分野や読者のターゲットを的確に絞るだけでなく、インパクトファクターを重視するのか、それともなるべく早く掲載したいのかに応じて、投稿先の候補を戦略的に選ぶ必要があります。エナゴの「ジャーナル選択」サービスでは、専門家がその論文に最も適した投稿先を3~5誌提案します。


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