without + 名詞 + 分詞は可能ですか。
without + 名詞 + 分詞 は可能です。
分詞は形容詞として機能する動詞形です。形容詞と同様に、分詞は限定形容詞と述部形容詞として使うことができます。
1. (限定) This is a changed/changing world.
2. (述部) This world is changed/changing.*
上記は分詞の本来の使い方を例示します。しかし、分詞が修飾する名詞の後に位置することもあります。
以下を見てみましょう。
3. This is a world changed in many ways.
ここで分詞「changed」と前置詞句「in many ways」は分詞句を形成し、文法的なセットになっています。この文において名詞と分詞との順番が本来の使い方と逆になっている理由は「This is a changed in many ways world」が意味をなさないからです。文法的には、例3は「This is a world that is changed in many ways」という文の省略形になっていると解釈されます。
なお、例3を次の文と比較しましょう。
4. This is a world changed.
この文も、例3と同様に「This is a world that is changed」の省略形だと解釈できるため、誤っているとは言えませんがやや不自然です。その理由は、ここでは「changed」が分詞句を導入しておらず、単独の分詞であるからです。こうした場合には例1に示される本来の順番が好まれます。
上述のように、 分詞 が修飾される名詞の後に位置することはそれが分詞句を導入する場合にのみ自然です。これは、その名詞が文中にどの働きをしているかによらず、たとえ、それが「with」あるいは「without」という前置詞の目的語になっている場合でも同じです。それゆえ、「This is a camera with/without an attached adapter」は「This is a camera with/without an adapter attached」より自然ですが、「This is a camera with/without an adapter attached in its standard form」は全く自然な英語になっています。
*この文における「is changed」と「is changing」は、is + 述部形容詞として働いている分詞、そしてそれぞれ受動態動詞と現在進行形動詞になっていると二通りに解釈できます。


学術界の最新の動向
