ユニバーサルデザインで“魅”せるプレゼンテーション
学術情報をより多くの人に伝えるための色使いの配慮「カラーユニバーサルデザイン」の極意に迫ります。
色覚の多様性を知ることで、より多くの人に情報を伝える
近年、身の回りの製品・映像・印刷物などにおけるカラー化が著しく進みました。学術情報のプレゼンテーションにおいても、パソコンソフトで気軽にカラフルな図版やスライドを作ることができ、色に意味を持たせるケースが激増しています。一方、情報を受け取る側の人間に色覚の多様性があることは十分に認識されていません。色をむやみに多用すると、一部の色覚特性を持つ人々には情報が伝わりにくくなることを知り、一人でも多くの人に大切な学術情報・研究成果を正しく伝えるための「カラーユニバーサルデザイン」のポイントを紹介します。