セミナー内容
医学や健康科学の分野において、研究し、その成果を発表することは非常に重要な意味を持ちます。研究を通して新たな知見が得られ、医学が進歩するのは言うまでもありませんが、医療従事者がエビデンスに対する理解を深め、直観に頼った医療から脱却して客観的判断に基づいた治療を行うためにも研究は欠かせません。医療の現場と並行して研究を行うのは大変な労力を要しますが、研究のデザインや論文の書き方を誤ると、せっかくの苦労が水の泡となってしまいます。今回のオンラインセミナーでは、医学研究のデザインから論文の執筆・投稿に至るまで、つまずきやすいポイントをご紹介し、どうすればミスを防ぐことができるのかを濃野勉 博士(生化学)に伝授していただきました。
今回のセミナーで解説するポイント:
- 徹底的な文献調査
- 目的にかなった研究デザインとは
- 研究・出版倫理について
- 正しい解析手法の選び方
- よりよい論文を書くために
- 賢いジャーナル選択と投稿規程の順守
- 査読コメントの対処法
主な対象者
- 医療系学生
- 博士研究員(ポスドク)
- 実績のある研究者研究教授
- 医療系ジャーナル・出版関係者