学会発表用ハンドアウトのつくり方

132昨今では、パワーポイントなどの視覚的ツールを使わない発表はないといっても過言ではありません。しかし発表を聞く者にとって、やはりメモを書き込めるハンドアウト(配布資料)ほど便利なものはありません。

今回は、実用的なアドバイスをいくつかあげてみました。英語でハンドアウトをつくるときにご参照ください。

【内容について】
1. ハンドアウトの最初のページには、論文の題、発表者の名前、大学名などの所属、メールアドレスを書きます。論文の題などをヘッダーに書く必要はありません。

2. 各項目の見出しは、その番号が「1.2.2.1」や「1.2.2.2」と複雑に枝分かれしないように、できれば「1.1」、「1.2」というように、2段階程度になるようにしましょう。

3. やグラフには番号をふりますが、直接引用文には番号はいりません。そのかわり、出典を書き忘れないように気をつけてください。

4. 参照文献一覧は、短い発表の場合は5から10文献、長い発表の場合は1ページ程度にまとめましょう。

【フォーマットについて】
1. 白い紙で、表裏の両面を使いましょう。

2. 文字はTimes、Times New Roman、Courierが無難でしょう。

3. 文字の大きさは、通常12ポイントです。見出しの文字の大きさを変えるのは構いませんが、学会に来る人の多くが近眼だったり老眼だったりとあまり視力に自信がないということを覚えておいてください。とくに、2ページを見開きにして1枚の紙に印字する場合は、文字の大きさを少し大きくしたほうがよいでしょう。

4. 枚数を減らそうとして、ビッシリ書き込まないように気をつけましょう。論文では通常2行間隔でタイプしますが、ハンドアウトでは1行間隔でタイプします。そのため、余白を上手に使って見やすくするように心がけてください。

5. ハンドアウトの順番は、発表の順番と合わせます。大きなグラフや視覚教材などは、縮小版を発表の順番通りに挿入し、大きなものを別表(appendix)として最後につけしましょう。

6. ページ数を忘れずに記入しましょう。また、小見出しにも、「1. Introduction」や「3. Data」というように番号をつけましょう。小見出しの番号は、発表の最中に「ハンドアウトの2ページの3. Dataを見てください」というように、観衆にどこを説明しているか注意を促すときに便利です。

7. 2つのグラフを比較しなければいかない場合、その2つのグラフが紙の表裏にこないように気をつけましょう。発表中に観衆が全員で紙をパラパラとめくりだしたら、かなり気が散ります。

8. 左上をホッチキスで止めましょう。

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