1日目
2020年11月24日
10:15 am - 10:55 am
(日本時間)
(日本語音声付き)

基調講演 "The Path to a Nobel Prize"(私の歩んだ道:ノーベル賞受賞に至るまで)

Sir Richard J. Roberts
Sir Richard J. Roberts
(サー・リチャード・J・ロバーツ)
ノーベル生理学・医学賞受賞者

こんな方へおすすめ:すべての研究者、高等教育従事者
講演者: ノーベル生理学・医学賞受賞者 サー・リチャード・J・ロバーツ
モデレーター: トニー・オルーク、エナゴ

11:15 am - 11:55 am
(日本時間)
(日本語音声付き)

What does higher education look like in 2022?(2022年の高等教育の展望)

Founder CEO, Quacquarelli Symonds (QS)(クアクアレリ・シモンズ)
Nunzio Quacquarelli
(ヌンジオ・クアクアレリ)
Founder CEO, Quacquarelli Symonds (QS)(クアクアレリ・シモンズ)

毎年、世界大学ランキングを発表するクアクアレリ・シモンズ(QS)の創設者が語る同社のミッションとビジョン。世界を取り巻く状況が激変する中、今後、大学は何を基準に評価されるのか。大学に求められるカリキュラム改革、オンライン学習への移行、そして雇用に結びつく高等教育、さらに大学や国を超えたパートナーシップ、共同研究の重要性などついて解説する。

こんな方へおすすめ:大学の運営担当、リサーチアドミニストレーター、研究プログラムマネージャー、図書館マネージャー
講演者:ヌンジオ・クアクアレリ
モデレーター:ダレル・ギュンター、Underline Science Inc.

12:05 pm - 12:35 pm
(日本時間)
(日本語音声付き)

The future of scholarly publishing—How can research boost economy and influence policy making(学術出版の未来:景気を活性化し、政策決定に影響を及ぼす学術研究とは)

Managing Director, STM Journals, Elsevier(エルゼビア)
Philippe Terheggen
(フィリップ・テルヘッヘン)
Managing Director, STM Journals, Elsevier(エルゼビア)

パンデミックの初期段階からCOVID-19に関する研究・情報は、プレプリントサーバーなどを通じてオープンに共有されてきたが、膨大な情報の流布は、同時に、情報の信頼性の重要さを多くの人々に強く認識させることとなった。情報の迅速な流布と情報の綿密な精査という異なる要件を満たすため、パンデミック下で学術出版は何を行ってきたのか、そして研究と研究コミュニケーションの将来についてエルゼビアのマネージング・ディレクターが語る。

こんな方へおすすめ:研究機関のトップ、学術出版に関わる人材、オープンサイエンスの推進者、大学の運営担当者、大学のリサーチアドミニストレーター、研究プログラムマネージャー、図書館マネージャー
講演者:フィリップ・テルヘッヘン
モデレーター:トニー・オルーク、エナゴ

12:45 pm - 1:25 pm
(日本時間)
(日本語音声付き)

University research offices can secure the future of research compliance, grants, and funding. Find out how.( 大学の研究室が、研究コンプライアンスを遵守し、助成金・研究費を獲得するには)

Chief Research Compliance Officer, Harvard University(ハーバード大学)
Ara Tahmassian
(アラ・タマシアン)
Chief Research Compliance Officer, Harvard University(ハーバード大学)
Director, Global Initiatives, NCURA(NCURA)
Claire Chen
(クレア・チェン)
Director, Global Initiatives, NCURA(NCURA)

新型コロナウイルスの感染拡大により、大学もニューノーマルへの変革を求められている。ハーバード大学の実例をもとに、研究者の安全を確保しつつ実験を行うための対策やオンラインを最大限に活用した情報共有の在り方を探る。また、アメリカにおける研究倫理の実態や、海外グラント情報の集め方、グラントを獲得する秘訣など実践的なアドバイスも満載。コロナ禍を生き抜く全ての研究者・URA関係者に向けたメッセージ。

講演者:アラ・タマシアン、クレア・チェン
モデレーター:トニー・オルーク、エナゴ

1:35 pm - 2:05 pm
(日本時間)
(日本語音声付き)

オープンサイエンス/オープンアクセス政策が含意するものと、科学技術の最新動向を予測する新しい観点

文部科学省科学技術・学術政策研究所、科学技術予測センター、上席研究官
Kazuhiro Hayashi
(林 和弘)
文部科学省科学技術・学術政策研究所、科学技術予測センター、上席研究官

講演者:林 和弘
モデレーター:中尾和久、エナゴ

2:15 pm - 2:45 pm
(日本時間)
(日本語音声付き)

Simple tips on how you can become the BEST science communicator! (優れたサイエンスコミュニケーターになるためのシンプルな秘訣)

Former Publisher, Nature(『Nature』元編集者)
Sarah Greaves
(サラ・グリーヴス)
Former Publisher, Nature(『Nature』元編集者)

『Nature』 の元編集者、オープンアクセス学術出版社協会の理事としての経験をもとに、論文出版のプロセスから、研究プロモーション、オープンサイエンス、研究者の育成などを包括的に解説。SNSや論文のインパクト向上支援サービス「Kudos」の活用、そしてオルトメトリクスの分析による最新の研究プロモーションのほか、研究室における多様性の重要さなど、研究者が今知っておきたい科学と科学コミュニケーションを取り巻く最新状況を語る。
 
講演者:サラ・グリーヴス
モデレーター:ダレル・ギュンター、Underline Science Inc.

2:55 pm - 3:35 pm
(日本時間)
(日本語音声付き)

Open Science and Research Culture – Changes in Approach and Potential Outcomes(オープンサイエンスと研究文化 - 手法への影響と研究の未来)

Director of Publishing, Royal Society of Chemistry(英国王立化学会)
Emma Wilson
(エマ・ウィルソン)
Director of Publishing, Royal Society of Chemistry(英国王立化学会)

オープンサイエンスがパンデミック下の現在どのように変化し今後どうなっていくのか、そして、学術研究のプロセスそのものや研究成果の発表・情報共有にどのような変化をもたらすのか。イギリス王立化学会の出版部門のディレクター、エマ・ウィルソン氏が実例を元に読み解く。そして多様性を包摂する「インクルージョン&ダイバーシティ(I&D)」の概念が、なぜオープンサイエンスや、学術研究にとって有益であるかを解説する。

講演者:エマ・ウィルソン
モデレーター:トニー・オルーク、エナゴ