エナゴ学術英語セミナー「英語論文の作成技術」(無料)

講師 小野義正 先生

プロフィール

1977年、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(超伝導・超流動理論)後、イリノイ大学物理学科、ケースウェスタンリザーブ大学物理学科でポスドクを経験。1982年 (株)日立製作所日立研究所入社。プリンタ、ディスプレイの研究開発を経て、企画室主任研究員、国際交流室長を歴任。この間、英語論文・英語口頭発表の添削・指導に携わる。その後、日立製作所基礎研究所、研究開発本部、東京大学大学院工学系研究科において、科学・技術英語教育を担当。2014年より現在まで、理化学研究所創発物性科学研究センターにて、研究及び英語論文執筆指導に携わる。『ポイントで学ぶ科学英語論文の書き方(改訂版)』、『本当に役立つ科学技術英語の勘どころ』、『ポイントで学ぶ英語口頭発表の心得』、『ポイントで学ぶ国際会議のための英語』等、著作・編集多数。

セミナー実施日

毎週水曜16:00-18:00

使用する言語

日本語

受講資格・受講料

どなたでも受講可能。完全無料。

セミナー紹介

大学院生から若手研究者を対象とした、英語論文の作成技術を磨くためのセミナーです。日本人は英語がニガテとよく言いますが、それはなぜなのか。日本語と英語には、そもそも発想法の違い、文章構造の違いがあるのです。このセミナーでは、論文を書くときの両言語の違いの説明から始めて、日本人が英語論文を書くときのポイントを詳説します。英語と日本語がどのように違うかという正確な理解から出発しないと、英語力は向上しません。この違いと英語的発想をおさえた上で、自立的な英語論文作成者になれるように。実践的なノウハウを教授します。

各回での講義内容

第1回
英語論文作成の概要1
科学・技術英語論文作成の概要、科学・技術英語(Scientific Writing in English)とは、日本人英語の欠点と改善策(脱日本的発想)、直接翻訳はするな、和文和訳せよ(Translate from Japanese to Japanese first, then translate it into English)、わかってもらえる論文 は「英語の発想」で(日本語と英語の発想法の違いに注意;Leggett’s Trees)
第2回
英語論文作成の概要2
読みやすい論文を書く、英語の基本は三拍子、「起承転結」から「結論が先へ」、結論を先に、理由を後 に(日本語の構造 vs. 英語の構造)、否定文を避けて、肯定文で書く、日本語では明確な表現を避 ける、英語でははっきり言い切る、「英語活用メモ」を作り、英借文をする、本文を直接英語で書けない場 合には Two Steps で書く、英語論文の書き方―まとめ
第3回
英語論文の構成と作法1
効率のよい論文執筆の進め方、よい英語論文の書き方、査読者との戦い、日本人英語脱却のポイント、 英語論文執筆の基本的な注意、英語論文の構成(IMRAD方式)、英語論文執筆のフローチャート、英語論文の構成項目の書き方 ①表題(Title)、②著者と所属(Authors and Affiliations)、 ③著者抄録(Abstract)、④略語の使用方法
第4回
英語論文の構成と作法2
 英語論文の構成項目の書き方(続き)⑤序論(Introduction)、⑥本論(Materials and Methods または Theory and Experiments)、⑦結果(Results)、⑧考察(Discussion)、 ⑨結論(Conclusion)、⑩謝辞(Acknowledgments)、⑪引用文献(参考文献)(References)、図と表(Figures and Tables)、辞書の
第5回
作文技術1
 リスト項目の一貫性(並列構造で書く)、綴りの統一、短い、簡潔な文(Simple Sentences)を書く、 受動態を避け、能動態を使う、修飾する節や句は修飾対象のすぐ近くに、文意を明確にする言葉(連結語)使う
第6回
作文技術2
不必要な単語を省く、日本人に多い間違いを直す、自動詞と他動詞の取り違え、よく使われる略語、 注意すべき単語・熟語
第7回
文法的事項1
動詞の適切な時制、主語を明確に(懸垂分詞を避ける)、冠詞の使い方(不定冠詞、定冠詞、無冠詞)、 名詞の遣い方(可算名詞、不可算名詞、紛らわしい不定冠詞)、和製英語、スペリングに注意
第8回
文法的事項2
前置詞の使い方、注意すべき句読法、数字・数式の表現法、記号の読み方、元素記号の読み方、英語論文の 書き方の本、英語の書き方の本
第9回
論文投稿と査読者対策
論文の審査から雑誌掲載までのステップ、論文投稿、論文審査のプロセス、投稿規程、送り状 (cover letter)の作成、査読者(reviewers, referees)の役割、論文の審査基準と 査読報告書、審査結果の受け取りと論文修正、論文修正の考え方(査読者対策)、修正 論文に添付するカバーレター、論文修正後のゲラ刷り校正

※セミナーの受講は番号順でなくてもかまいません。コースの途中からでも、順不同で受講していただいても大丈夫です。また、興味のある回だけ受講いただいたり、同じ回を何度も受講いただいても構いません。全部の回を受講した方には「コース修了証」をお渡しします。

定員

各回12名まで

注意事項

【1】 少人数授業となりますので、直前でのキャンセルはおやめくださるよう、ご協力をお願い申し上げます。キャンセルされる方はこちらをお読みください。
【2】 セミナー当日は、ビデオカメラで授業風景を録画し、配信することがございます。配慮はいたしますが、受講者の方々のお顔が映り込まないことをお約束しかねますので、あらかじめご了承ください。
【3】 実施日の前々日までに参加者が定員の3分の1に満たない場合は、実施を中止することがございます。その場合は、メールにてご連絡させていただきます。

場所

株式会社クリムゾンインタラクティブ・ジャパン(エナゴ/ユレイタス運営)
〒101-0021 東京都千代田区外神田2-14-10 第2電波ビル4F

・銀座線末広町駅 3番出口より徒歩約4分
・千代田線湯島駅 5番出口より徒歩約5分
・JR秋葉原駅 電気街口より徒歩約10分
・JR御茶ノ水駅 聖橋口より徒歩約10分
・丸ノ内線御茶ノ水駅 1番出口より徒歩約10分

受付時間
月~金 10:00-18:00(土日祝は休業)

Eメール
seminar@crimsonjapan.co.jp

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