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間違いやすい用語や表現 – however

副詞「however」は、日本人に最もよく誤用される語の一つです。その誤用は何種類かに分けられますが、ここでは文法上の誤りを考察します。


「however」には主な意味が二つあり、それぞれ、「but」そして「in whatever way」と同義です。前者の場合には「 however 」は必ず副詞ですが、以下が示すように誤って接続詞として使用されていることをしばしば目にします。
(1) [誤] I would like to go to a movie, however I have no money.
(1) [正] I would like to go to a movie, but I have no money.
(1) [正] I would like to go to a movie. However, I have no money.
(2) [誤] The argument given in Ref. [3] may be correct, however it is not convincing.
(2) [正] The argument given in Ref. [3] may be correct, but it is not convincing.
(2) [正] The argument given in Ref. [3] may be correct. However, it is not
(2) [正] convincing.
(2) [正] Although/While/ the argument given in Ref. [3] may be correct, it is not
(2) [正] convincing.
上記の訂正例では、「but」、「although」、「while」はいずれも正しく接続詞として機能しており、「However」は副詞となっています。
詳しくはグレン・パケット:『科学論文の英語用法百科〈第1編〉よく誤用される単語と表現』(京都大学学術出版会,2004)の第65章をご参照下さい。


Dr. Paquette

グレン・パケットGlenn Paquette

1993年イリノイ大学(University of Illinois at Urbana-Champaign)物理学博士課程修了。1992年に初来日し、1995年から、国際理論物理学誌Progress of Theoretical Physicsの校閲者を務める。京都大学基礎物理研究所に研究員、そして京都大学物理学GCOEに特定准教授として勤務し、京都大学の大学院生に学術英語指導を行う。著書に「科学論文の英語用法百科」。パケット先生のHPはこちらから。

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