Viva

恐怖の博士口頭試問

オーストラリア国立大学(ANU)のインガー・ミューバーン(Inger Mewburn)教授が、大学院で勉学に勤しむ学生さんにお役立ち情報をお届けするコラム「研究室の荒波にもまれて(THE THESIS WHISPERER)」。今回は、博士号取得のラスボス、博士口頭試問がテーマです。準備万端で当日に望める事前準備についてご紹介します。 口頭試問(Viva)は、イギリス、ヨーロッパ、ニュージーランドでは一般的な慣習です。オーストラリアでは、口頭試問はあまり一般的ではありません。 オーストラリアの学生のほとんどは、博士号取得前に最終プレゼンを行いますが、現在多くの大学が、試験の一環として口頭試問の導入を議論しており、今後より一般的になると予想されます。 アメリカでは、口頭試問は「ドクター・ディフェンス」と呼ばれ、博士課程の学生には審査委員会の審査を受けるという難関が待ち受けます。アメリカの制度はあまりにも違うので、実体験がない私は、様々な課題を解決する具体策を書くことはできません。ですので、アメリカの同僚が記事を書いてくれることを、いつもありがたく思っています。 この記事は、作家であり、編集者、ライティングコーチ、論文の校正支援、スピリチュアルカウンセラーなども務めるノエル・スターン(Noelle Sterne)博士 (コロンビア大学)が執筆しました。彼女は、さまざまな媒体で学術研究、執筆技術、精神世界などについての記事やエッセイを400以上発表しています。大学の教員や作家を対象にワークショップや講演を行い、博士号候補者の学位論文の完成を支援しています。彼女のハンドブック、『Challenges in Writing Your Dissertation: Coping…