論文投稿ステータスEditor Assignedの意味とは?

投稿した論文原稿のジャーナルでのステータスが「Editor Assigned」となっている場合、原稿はどのような状況に置かれ、それは、論文出版プロセスのなかでどのように位置付けられるのでしょうか。

ここでは、「Editor Assigned」というステータスの意味、このステータスがどの程度の時間続くのか、そして他のステータスとの関連性などについてみていきます。

論文投稿ステータスEditor Assignedの意味とは?

Editor Assignedは通常、その論文原稿の担当編集者が決まった段階で、まだ査読や、査読者へ打診も行われていない状況のことを指します。

Editor AssignedとEditor Invitedの違い

一方、ジャーナル編集部が初期のスクリーニング後、複数の編集者(Associate Editor)の中からその論文原稿の担当編集者を選び打診している状況がEditor Invitedです。

編集者がその打診を受諾した段階でステータスがEditor Assignedとなります。

Editor AssignedとWith Editorの違い

ジャーナルによっても異なりますが、Editor InvitedおよびEditor Assignedを合わせた状況、あるいは初期の編集部・編集長による判断の工程までを合わせた状況がWith Editorとされ、まだ編集者が適切な査読者を探している途中の段階です。

Editor Assignedというステータスはどの程度の時間続くのか

Editor Assignedからその次の段階であるReviewer InvitedやUnder Reviewに移行するまでの期間の長短も様々な要因に左右されます。

多くのジャーナルにおいてステータスは1~2週間で次の段階に移行しますが、その時点で担当編集者が抱えている業務量や論文の研究領域のニッチさや、査読者候補のスケジュールなどによって、4週間程度はこのステータスが続くこともあるといわれます。

それ以上の期間に渡って変化がないようなら、同じジャーナルへの投稿経験のある同僚への確認や、編集部への照会を検討してもよいかもしれません。

論文投稿後のステータスの流れの中でのEditor Assigned

ジャーナルや出版社ごとに、ステータスの名称や、どの程度細かく状況が開示されるかも異なります。

同じ名称のステータスであっても、ジャーナルによって定義が異なる可能性もありますが、以下に、主な投稿ステータスの説明を挙げます。この一連の流れの中で、黄色ハイライトする部分がEditor Assignedです。

ただし、重要なステップは査読やその後の決定ですから、ここで挙げたステータスの項目の中ほどにあるからといって、出版の道の半ばまで来たとは考えない方がよいでしょう。

ステータス 状況
Submitted 論文原稿(およびその他必要な情報)が受理された段階
Desk Reject ジャーナル編集部がリジェクトを決定
With Editor 編集者が内容を精査中
Editor Invited 編集者(Associate Editor)に担当を要請中
Editor Assigned 担当編集が要請を受諾
Reviewers Invited 査読者に担当を要請中
Under Review / With Reviewer 査読中
Required Reviews Completed 査読完了
Decision in Process 出版可否の判定中

参考文献

Wileyの著者サポートページ投稿ステータスの説明

Elsevierの著者サポートページ 投稿済み原稿のステータス

Dove Press(Taylor & Francis Group)の著者ステータス