研究を推進する

日本人がよくする英語の間違いトップ20 (1)

日本人が英文を書くさい、独特の間違いをすることが知られています。本ブログでは、専門誌『プロフェッショナル・コミュニケーション・カンファレンス2004(Professional Communication Conference, 2004)』に掲載された論文「日本人著者が書いた英語論文でしばしば見つかる20の問題(Twenty problems frequently found in English research papers authored by Japanese researchers)」(Orr…

研究ノートの書き方

研究ノートは、進行中の実験のデータを管理するためだけでなく、将来の研究活動や研究者としての身分保障のためにも重要なものとなります。そのさい、「できるだけ詳細に書く」ことが鍵となりますが、いったいどのようなことを書けばよいのでしょうか? みなさんの研究分野や実験内容によってその内容もさまざまだと思いますが、ここでは基本的かつ盲点となりやすい事項を、いくつかご紹介いたします。 *写真は、オットー・ハーン(1944年にノーベル化学賞受賞)の実験ノート 1. 測定を行った日時 通ってくる被験者がいる場合などは、必要に応じて曜日や天候も記入しましょう。 2. サンプル名 省略せず書きましょう。 3. サンプルの詳細 製造元および管理番号、純度、使用期限、など詳しく書きましょう。 4. サンプルの由来 自分でつくったものか、他の人がつくって直接渡してくれたものか、他の人が前日つくって置いていったものか、どこかの企業でつくられたものか、など詳しく書きましょう。 5.…

科学論文における文献レビューの書き方

現在、研究者が研究のプロポーザルを行う際に、科学論文の文献レビューの需要が高まりを見せています。近年、情報収集が容易になった反面、質の良い論文や出版物を見分けることが非常に難しくなってきています。文献レビューは、専門分野の情報を整理し、最新の論文の善し悪しを検証するために非常に有用なツールです。これから研究に着手する人たちだけでなく、最近の出版物に興味がある人にとっても役立つものと言えます。 文献レビューは、明確な構成で書かれなければなりません。また、作業量が膨大なものとなってしまう可能性があるため、執筆を始める前にレビューの執筆にかかる作業量を考慮しなければなりません。 科学論文における文献レビューの書き方ガイド 1.ゴールと構成の設定 ターゲットを定め、必要なトピックに集中しましょう。最近の興味深い研究が取り上げているトピックは何か、研究者が興味を抱いていることは何か……など。トピックが定まっていないと、膨大な分野と文献をあたらなければなりません。専門分野を絞って研究に取り組むことが肝要です。 2.研究 批評家の眼で、ふさわしいジャーナルを選定しましょう。最長でも3年以内に書かれた論文を出版できるよう、投稿の日程を考慮し研究を進めるのが賢明です。研究と情報整理のため、PapersやEndnoteなどのソフトウェアを使用すれば、大量のコンテンツを整理するために役立ちます。ノートを取り、論文ごとにコンテンツをまとめていくことで、次のステップでの作業がスムーズになります。 3.執筆開始 他の文献レビューを参考にし、自分のレビューをどのように執筆するか決定します。ゴールと構成が固まれば、執筆をスタート。執筆時にはターゲットを常に意識し、忘れないようにしましょう。 執筆時に気をつけるべき点: 構成を決定:通常、科学分野の文献レビューは、タイトル、アブストラクト、インデックス、序論、集成資料、文献目録、付録(必要であれば)で構成されます。 研究技法・方法、分析、実験器具等に必ず触れましょう。 事例掲載:文献レビューの事例を挿入することで、論旨を明確にしましょう。 研究者としての経験は、研究のプロポーザルを書く際や膨大な学術文献の中から必要な情報を探し出す際に非常に重要なものとなります。それらはレビュー執筆に大いに役立つということを常に意識してください。さらに学術・科学分野の研究に対して常にアンテナを張りめぐらし、門戸を開けておくことも心に留めておいていただきたい重要なポイントです。

continualとcontinuous

形容詞「continual」と「continuous」(また、その副詞形の「continually」と「continuously」)は意味が似ており、口語においては互換性がある場合もありますが、厳密には同義ではなく、文語、特に学術論文において使い分けが必要です。 両形容詞は、ともにある状態が「終わらない」という状況を表しますが、「continuous」がその状態が継続的に、つまり「途切れずに続く」という意味を持つのに対し、「continual」はそのような意味を持たず、同じ状態が「何度も絶えず出現する」という状況を表します。 以下に「continual(ly)」と「continuous(ly)」の使用例を挙げます。 (1) The visitors have made continual requests to be moved to another…

日本人がよくする英語の間違いトップ20(4)

日本人が英語で文章を書くときに起こりやすい、典型的な間違いとはどのようなものでしょうか。どうにか正しい文法で英語の文章を書けるようになっても、それだけでは本当の意味での「正しい英語」は書けません。ここでは日本人がよくする悪い癖を取り上げ、その対応策を考えていきたいと思います。 1. 長すぎる文 日本人の書く日本語は、英語ネイティブの書く英語と比べると1文の長さが長いことが特徴です。このため、日本人の書く英文も長くなる傾向にあり、通常短い文を読み慣れた英語ネイティブには、内容の難易度にかかわらず読みにくいものとなっていきます。それに加え、情報が必要以上に満載され、受動態や間接代名詞などが多用され、文の構造が複雑になってくると、文法的には正しくても、普通の読者にはまったく解読不可能となってしまうことがあります。「1文に1情報」を基本と考え、文が3行以上に及んだら書き直しを考慮しましょう。 2. 取ってつけたような引用文 英語で出版された論文にもっと新しくて関連深いものがあるにもかかわらず、日本語で出版された古い論文を引用する人が目立ちます。参照論文は、引用したり比較したりすることによって、論文の信憑性を高めるために使うものなので、限られた読者にしか裏付けができない日本語論文の使用は、あまり意味のないことです。また、世界の研究の流れを把握していないと疑われることもありますので、日本語の論文を参照することはできるだけ避けるようにしましょう。 また引用をする場所が強引で、本文の流れがブツブツ途切れたようになるのも日本人の書く論文の特徴です。ほかの論文がどのようにして先行研究などを引用しているか、いつも気をつけておくことで、引用の仕方を少しずつ身につけてください。 3. 統一感の欠如 引用元の英語の影響かと思われますが、イギリス英語とアメリカ英語が入り交じったり、emailがEmailになったりe-mailになったりするなど、論文全体を通して統一感が欠けてしまうことが多いようです。括弧の使い方や略語の使用不使用など、最後に検索機能を使って機械的にチェックする癖をつけましょう。 4. 句動詞の誤用 “look up”などのように動詞のあとに前置詞や副詞がつく句動詞の使い方は、案外と難しいものです。とくに、下の例を見るとわかるように、句動詞の間に名詞が入るもの、入らないものなど、形式がいろいろあるので混乱しがちです。多くの場合、辞書に例文がありますので、慣れるまでは確認しながら使うように心がけてください。…

長すぎる 論文 は掲載されにくい?

「出版される論文の数は多ければ多いほどよいけど、あまり小分けにしすぎると掲載してもらえないかもしれない・・・」。「内容ももちろんながら、だいたい何ページぐらいに収めたらよいのだろう・・・」。 論文の長さについての悩みは、論文を書き慣れた人でも、なかなか簡単には答えが出せない問題です。長すぎる論文は掲載されにくいことをご存じですか? そこで今回は、論文の長さについて考えてみたいと思います。 ジャーナルのなかには、論文の長さに制限を設けているものもあります。たとえば、有名なトップジャーナル『サイエンス』では、「研究論文」では「4500語まで」、「報告」では「2500語」まで、「レビュー論文(総説)」では「6000語まで」と規定されています。語数ではなく、字数で規定される場合もあります。『PNAS』として知られる『アメリカ科学アカデミー紀要』は、「スペースを含めて3万9000字以内」と規定しています。 その場合、その制限内で「簡潔ながらも情報満載」となるように論文の構成を考えればよいでしょう。しかし、研究内容が幅広すぎて制限内では書けないと判断した場合には、無理をして1つの論文にまとめるのではなく、複数の論文に分割することも必要となります。ただし、複数の論文に分割するときには、投稿した論文すべてがジャーナルに掲載されないことも考慮に入れて、1つひとつの論文が自立したものになるよう、計画を綿密に練ってから挑んでください。 さて問題なのは、長さの制限がないジャーナルです。いったい何ページ程度に収めたらよいのでしょうか? 長すぎる論文は、内容がよくても掲載される可能性が低くなります。長い論文を読んでくれる査読者はなかなか見つかりませし、見つかったとしてもすぐには読んでもらえないでしょう。場合によっては、半年後の夏休み(または冬休み)まで待たされることになるかもしれません。また、仮に論文がジャーナル1冊全体の20パーセントを占める長さだとしたら、その半分の10パーセントを占める長さの論文よりも、2倍の価値が求められるとでしょう。つまり、長ければ長いほど掲載される 論文 の水準が引き上げられるということになります。このため、長さの制限がないジャーナルに投稿する場合でも、不要に論文を長くすることは避けたほうがよいでしょう。 長さの制限がないジャーナルに投稿すると決めたら、過去に発行されたジャーナルを2、3冊手に取って、各論文のページ数を調べることをお勧めします。このとき、 参照文献一覧はページ数として数えなくてよいでしょう。長いものや短いものもあると思いますが、標準として何ページぐらいを目標にすればよいかがわかると思います。ページ数の目安がわかれば、1行当たりの語数(または字数)、段組み数(2段がほとんど)、1ページ当たりの行数を数えてください。そうすれば、論文1本あたりの語数(や字数)の目安がつくでしょう。

学会発表申し込み用のアブストラクトを書くには?

データの集計と予備分析が終わったら、論文を書き始める前に学会での発表を申し込む準備をすることをお勧めします。 とくに有名ジャーナルでの出版を目指している場合には、学会発表での質疑応答から得られるいろいろな助言やアイデアはきわめて有益です。また、論文掲載を目指しているジャーナルが学会から発行されている場合は、その学会で発表することによって、読者層を確認することができるでしょう。忙しいスケジュールをやりくりしながら学会発表の準備までするのは面倒なことですが、論文出版への第一歩だと思って頑張ってください。 学会発表の申し込みをするとき、必ず書かなければならないのがアブストラクト(要約)です。アブストラクトに、自分が発表する研究の簡単な説明とデータを紹介し、分析結果を提示することによって、その研究がその学会に適したものかを審査してもらいます。 学会の主催者が最も嫌がることは、始めてもいない研究について、いかにも発表できる状態であるかのように書かれたアブストラクトが送られてくることです。そのため、実際にデータ集計と予備分析が終わっている場合には、それらが文面から伝わるようにアブストラクトを書く必要があります。たとえば、もしすでに計算が終わっているのであれば、単に「多くなった」と表現するのではなく、「13パーセント増加した」と具体的な数字を示すとよいでしょう。 また、文法的には少しおかしいのですが、未来形を使うのは控えて、「In my presentation, I talk…(私のプレゼンでは、…について話します)」と現在形を使うことも効果的です。 発表する内容は、時間枠をよく考えて決めてください。仮にいろいろな発見があったとしても、短い時間内で発表できる内容には限界があります。時間内に収まるように論点を絞りましょう。 学会参加者の多くは、題名を参考にして、発表を聞きに行くかどうかを決めます。そのため論文の題名は、読んだだけで何についての研究なのかわかるようなキーワードを含むものがよいでしょう。研究の詳細を説明するような長い題や、抽象的な短い題はお勧めできません。 写真などを使って事例を紹介するときには、論点を最もよく表現しているものを慎重に選びましょう。論点と写真などの視覚的素材とのつながりに無理があると、アブストラクトで書かれた内容がどんなにすばらしくても、実はその分析は主観的で当てにならないかもしれない、と疑われてしまいます。 また、研究の説明も大切ですが、研究結果とその結果のもたらす意義について書くのを忘れないようにしてください。学会の参加者がどのような人たちで、どうしてあなたの研究の結果を知っておくべきなのかをアブストラクトで指摘できれば、最終的に投稿した論文が受理される可能性も俄然と高くなります。 フォーマットとしては、論文の2行間隔とは違い、1行間が基本です。文字のフォントはTimesかTimes New…

参照文献のスマートな見せ方とは?

先行研究の多い分野では、似たような論旨の論文や、同じような研究結果を示している研究が複数見られます。参照文献は新しければ新しいほうがよいといわれますが、このような場合、最新のものだけを参照したほうがよいのでしょうか? それはよくありません。自分の研究に関連のある先行研究は、できるだけ多く参照するよう心がけましょう。 見つけた先行研究をすべて紹介することによって、その論旨や研究結果が、学術界でどれだけ立証されたことなのかを表すことができます。また、自分がどれだけ多くの文献を読みこなし、該当の分野にいかに精通しているかをアピールするよい機会ともいえるでしょう。反対に、限られた数の先行研究しか引用していないと、たとえそれが最新で信頼性の高い研究の抜粋だとしても、読者は、限られた研究でしか証明されていない事実だと思ってしまうかもしれません。また、その分野に関して深く学習していないという印象を与えかねません。したがって、場合によっては10本以上に上る参照文献を書き連ねることになるかもしれません。しかしこのことは、研究を取り巻く現状を読者に鮮明に理解してもらうためにも必要不可欠なことなのです。 ここまでご紹介したことは、どの「よい論文を書くためのガイドブック」にも書かれていることです。しかし現実には、まったく同じ論文などいうものはありません。そのため、見つけた先行研究を手当り次第に引用すると、自分の研究について書いている部分よりも長くなってしまいかねません。それでは本末転倒です。では、多少違う意見や研究結果を示している論文を簡潔に紹介するにはどうしたらよいのでしょうか? 1つの方法としては、出版の年代順に紹介し、そのテーマを取り巻く研究とその知見の変遷を追っていくことです。読者に対して、何が論点であり、それがいかに解明されつつあるのか、そして今回の研究がその歴史のなかでどのような意義をもつのかを明確に提示することができます。この方法は、研究の仕方や機材の向上がめまぐるしく変わる分野に適した方法かと思われます。 また、まず参照した研究の共通項を要約し、その文末に「Anderson 2008, Bell, 2008, Jones 2009」などと参照文献すべてを列記した後で、「しかし多少の意見のくい違いも見られる」と述べて、それぞれの参照文献の相違点を1つずつ比較しながら紹介していくのもよい方法でしょう。この方法は、その分野の専門家のなかで意見がまっぷたつに分かれている場合などに有効な方法かと思われます。

参照文献の選び方

つい数年前まで、インターネットは信用できない情報源の代名詞でした。しかし昨今では、多くの研究者が、学会では発表したけど、まだ出版していない研究結果を自分のウェブサイトやブログに載せるなど、インターネットに掲載された情報も、あながち無視できない存在となりつつあります。さらにいえば、電子ジャーナルも人気と信頼性を高めており、最近ではKudosなど研究者自身が論文をインターネット上でPRできるサービスも登場し、「印刷されていなければ参照文献として使えない」という時代はすでに終わっていると言えるでしょう。とはいえ、玉石混合の情報が存在するインターネットから信頼性の高い参考文献を選ぶには、いくつかの判断基準が必要となります。今回は、その中から特に注意したい点についてご紹介いたします。 1. 誰が書いたか? 大学院生時代から論文を出版することを奨励するアメリカでは、無名の研究者のなかにも目を見張るような研究結果を発表する人が数多くいます。自分の研究に関係のある研究成果を見つけたら、その著者がどのような機関に所属しているか、誰に師事しているか、過去に出版や研究発表の経歴はあるか、ほかの論文に参照されているかを調べてみましょう。 ウェブサイトの場合、一般的には、大学などの教育機関を表す「.edu」や政府機関を指す「.gov」がURLに含まれているほうが、そのほかのウェブサイトより信憑性があると考えられます。しかし、今まで多数の出版実績があって有名な組織に所属していても、その研究成果が専門分野外の場合は要注意ですので、内容をよく確認してください。 2. いつ書かれたか? “金字塔”と呼ばれるような論文はともかくとして、できる限り最新の情報を集めましょう。単行本を参照する場合、初版が5年前でも、その後何度か改訂されている場合があります。改訂の際にデータの間違いが訂正されたり、新しいデータが加えられたりすることが多々ありますので、必ず最新版を入手しましょう。ウェブサイトの場合は、ページの一番下に作成日を書くことが多いようです。必ずチェックしましょう。 3. どこに掲載されたか? ジャーナルには、学術論文のみを掲載するジャーナルとそうでないジャーナルがあります。そのため、ジャーナルの出版元を調べておいたほうがよいでしょう。多くのジャーナルは出版社からではなく、学会など、そのジャーナルが守備範囲とする専門分野の学術団体から出版されています。それがその論文の信頼性を知るヒントになるかもしれません。 また、単行本を参照する場合は、出版社を確認してください。出版社のなかには、特定の研究分野の出版に力を入れているところもあります。そのような出版社は、その分野に関しては内容の正確さと最新情報の提供に細心の注意を払っていると思われますので、信頼性も高いでしょう。

参照文献として誰の論文を引用すべきでしょうか?

論文を書くためには、先行研究として書かれた論文を参照し、引用する必要があります。もし、あなたが参照した論文の信頼性に疑いの目が向けられるようなことがあると、それを参照したあなたの論文にまで疑惑の目が向けられてしまいます。このような不愉快な経験を避けるために、研究者のなかには、知らない研究者の論文をまったく参照せず、信頼できる研究仲間や師事した研究者の論文のみを参照文献として使いながら、自分の研究を進めていく者もいます。とくに、新しい分野の開拓者として何年も同じ分野の研究に従事してきた研究者には、この傾向が大きいようです。実際、自分の名前や自分を含む共著で発表した過去50本にものぼる論文だけを参照文献に使って書かれた論文もあります。それはそれで、「この人はこのテーマに対してここまで研究し尽くしているのだ」という感動に値するものでした。しかし、一瞬の感動が過ぎると、周囲の反応はかなり冷たいものだったといわざるをえません。 幅広い研究を自分の論文に参照文献として取り込むことは、あなたの研究者としての広い見識を読者へアピールすることなのです。 たとえば、あなたが自分とは異なる学説や研究方法を取る論文も参照文献としてあげていれば、あなたは数多くの選択肢の中から今回の研究方法を選び、さまざまな学説のなかから最も正当性のあるものにたどり着いたのだろう、という印象を読者に与えるでしょう。逆に、参照文献が1つの学説に偏っていれば、あなたがほかの学説を知らず、唯一自分が知っている学説のみを無心に信じ込んでいると思われかねません。研究方法においても同じことがいえます。 また、自分や自分の研究仲間の論文だけを参照していれば、どんなによい研究をしても、「この研究者は視野の狭い人だ」と笑われる危険性があります。参照文献には、自分の研究の是非を証明するという以外に、自分の研究者としての信頼性を読者へ訴える機能があるということを忘れないようにしてください。 いうまでもなく、一般読者用の科学雑誌に書かれたエッセイなどを研究論文のように取り扱ってしまうことも、あなたの研究者としての信頼性を損ねかねませんが、そのことは皆さんもよくご存じのことでしょう。幅広い研究分野において、信頼の置ける参照文献を探すことは骨が折れますが、ご自身の研究の深耕のためにも時間を割いて丁寧に取り組みましょう。