セミナー内容
この度、エナゴは山梨大学と共同で、研究者の皆様の論文リジェクトに対する意識向上とその対処法について、役立つヒントをお伝えするオンラインセミナーを開催する運びとなりました。
論文を投稿した後、ジャーナルからリジェクトを受けることはよくあります。特に、名の知れたいわゆる一流ジャーナルのリジェクト率は60-80%とも言われています。リジェクトには、研究題材の有意性の欠如、説得力のない仮説、方法論の悪さ、さらに倫理的問題(研究不正行為)などいくつかの理由が挙げられます。たとえリジェクトされても、落胆せず落ち着いて次のステップを考えねばなりません。リジェクトを学びの機会と捉えて、足りない点の是正に取り組むべきでしょう。このセッションは、論文の出版プロセス全体は把握しているものの、ジャーナルによるリジェクトへの対応が難しいとお考えの研究者の皆様を対象としたものです。査読者からのコメントに基づいて原稿を改善したり、出版社に対して別の手段を取ったりすることで、リジェクトに対して前向きに取り組むための方法を説明します。
セッションで解説するポイント:
- 査読プロセスの概要・リジェクトの原因とは?
- リジェクトレターでよく記載される理由例
- リジェクトレターのサンプル
- 査読者のコメントを理解するには
- リジェクトに対処する方法
- リジェクトを回避するためのヒント
主な対象者
- 大学院生
- 若手研究者
- 博士課程の大学院生
- 博士研究員(ポスドク)