目指せ大型予算獲得!助成金申請書の書き方

セミナー内容

この度、山梨大学と研究支援エナゴは共同で、様々なキャリアステージの研究者の方を対象に、助成金申請書の書き方について、効果的な方法やヒントをお伝えするオンラインセミナーを開催することになりました。

研究と資金調達は密接に関係しており、研究資金を獲得する能力は、研究者としてのキャリアを成功させるために必要不可欠であり、とても価値のあるスキルです。科学技術の発展のために、官民問わず多くの資金提供団体が研究を支援しています。近年は、各助成金への応募件数が大幅に増加しているため、細かい提案内容の違いや書き方がますます重要視されています。助成金やフェローシップ(研究奨学金)獲得の競争は激化し、研究者にとって、自分のプロフィールや条件に合った良い募集を見極め、優れた研究提案書を書く力が問われています。今回のウェビナーでは、助成金獲得のための説得力のある計画書を作成するプロセスについて、研究者の皆様にお伝えすることを目的としています。

セッションで解説するポイント:

  • 助成金かフェローシップ、どちらを選ぶか
  • 応募できる助成金について幅広くリサーチする方法
  • 助成団体とその利害関係を見極める
  • 最適な募集要項を発見する方法
  • インパクトのある研究計画書を書くための基本的な構成要素
  • 研究助成機関が魅力を感じる計画書とは?
  • 申請書類の提出前後にするべきこと
   

主な対象者

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エナゴでは、長岡技術科学大学の研究者の方々を対象に、効果的な研究発表をするための重要な原則や戦略を紹介するウェビナーを開催いたします。研究成果を効果的に伝えることは研究者にとってなくてはならない技術です。パワーポイントによるプレゼンテーションは、学会、セミナー、研究室発表、その他のイベントにおける講演をサポートしてくれる最良の手段のひとつと考えられています。情報量が多く、かつ視覚的に魅力的なプレゼンテーションを準備することは、研究者として一歩先を行くために習得すべき重要なスキルです。

セッションで解説するポイント:

  • 学術発表の基本要素
  • プレゼンの技術的側面
  • プレゼンの要点のまとめ方
  • プレゼン準備でよくある失敗
  • 効果的なプレゼンを作成するヒント
  • 印象的なプレゼンを行うための戦略

このセミナーの対象者?

  • 大学院生
  • 若手研究者
  • 博士課程の大学院生
  • 博士研究員(ポスドク)

講師プロフィール

増田直紀 博士(米国ニューヨーク州立大学バッファロー校 数学科 教授)

応用数学、神経科学、疫学、計算生物学の分野において15年以上にわたり数理生物学の第一人者として活躍。東京大学にて博士(工学)を取得後、日本学術振興会特別研究員(PD)、大連理工大学(中国)、早稲田大学、東京大学、理化学研究所・脳科学総合研究センター、ブリストル大学(英国)などを経て、現職。Complexity誌、Frontiers in Physics誌、Journal of Computational Social Science誌、Journal of Physics Communications誌、PLOS ONE誌、Scientific Reports誌など一流ジャーナルの編集委員を務める。受賞歴:日本数理生物学会・研究奨励賞(2012年)、科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞(2013年)、IOP Publishing Outstanding Reviewer Award(New Journal of Physics誌における査読、2017年)、日本数理生物学会・大久保賞(2019年)、日本学術振興会賞(2020年)、IOP(英国物理学会)Trusted Reviewer Status(2020年)。Physical Review E誌、Scientific Reports誌(Nature)、EPJ Data Science誌(SpringerOpen)、Royal Society Open Science誌、European Journal of Neuroscienceなどの一流国際誌に250以上もの論文を発表。被引用件数は6248件、獲得した研究費は27件にのぼる。エナゴアカデミーでは、優れた論文を発表し研究者としてのキャリアを高めるための基礎・上級コースを担当している。

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講師プロフィール

増田直紀 博士(米国ニューヨーク州立大学バッファロー校 数学科 教授)

増田直紀 博士(米国ニューヨーク州立大学バッファロー校 数学科 教授)