論文のインパクトを上げる!サプリメンタルデータの活用法

セミナー内容

サプリメンタルデータとは、フォーマットや紙面の都合により論文の本文には掲載できないものの、当該論文にとって有用な図、写真、生データの表、動画という補足資料のことで、査読の対象にもなります。本文とは別の箇所に掲載されるため、目に留まりやすい工夫がなされているか、読みやすいフォーマットになっているか、再生した時に見やすくなっているか、なども重要なポイントになってきます。サプリメンタルデータとして掲載した動画を、ツイッターなどソーシャルメディアから発信する研究者もおり、論文のインパクトを上げたり、アウトリーチの可能性を広げたりするための素材としても有効利用できます。今回のウェビナーでは、効果的なサプリメンタルデータの作り方や投稿方法について具体的なノウハウをお伝えします。

今回のセミナーで解説するポイント:

  • なぜサプリメンタルデータを加えた方がいいのか
  • サプリメンタルデータが満たすべき要件
  • サプリメンタルデータを効果的に発表/引用するコツ:表・図・動画など
  • サプリメンタルデータを投稿する具体的な手順

主な対象者

  • 若手研究者
  • 大学院生
  • 博士課程の大学院生

講師プロフィール

田口善弘 教授(中央大学理工学部物理学科)

1961年東京生まれ。1988年東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。理学博士。2006年より現職。専門はバイオインフォマティクスおよび非線形物理学。30年以上の研究を通じて100を超える論文を発表。また過去5年間だけでも『BMC Medical Genomics』『Medicine (Lippincott Williams & Wilkins journal)』『PLoS ONE』『IPSJ Transactions on Bioinformatics』など50以上の国際ジャーナルにおいて査読を担当。バイオインフォマティクスの国際学会「InCob」では、2014年と2017年に最優秀論文賞、 2018年には最優秀口頭発表賞を受賞するなど数多くの受賞歴を持つ。著作も多数あり、『砂時計の七不思議』では第12回講談社出版文化賞科学出版賞を受賞。

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講師プロフィール

田口善弘 教授

東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。理学博士。2006年より現職。専門はバイオインフォマティクスおよび非線形物理。30年以上の研究生活を通して100を超える論文を発表