生成AIは、あくまで補助ツール。
判断を下すのは、人間です。

ハルシネーションに騙されない

GPT、Claude、GeminiなどのAIツールは間違いを犯します。明らかに事実に反することがらから細かな誤りまで、問題のある内容であっても自信に満ちた書き方で生成してしまいます。

批判的思考は人間に

AIはデータに対して適切な判断を下せません。例えば、相関関係を因果関係と解釈してしまう可能性があります。AIは調査結果を要約することはできますが、提示された主張を実際に裏付ける証拠があるかどうかを徹底的に評価することはできません。

最終確認も人間に

論文作成における生成AI使用の主な目的は言語の洗練です。しかしAIツールはパラフレーズなどを行う際に、元の文の含意を損なう可能性があります。たとえば専門的なフレーズの中の1単語が置き換えられることで元のフレーズが機能しなくなる、などです。

生成AI利用に関する一般的な質問と答え

01

人間による原稿のチェックは必須か?

はい。すべての大手学術出版社は生成AIを少しでも利用した論文原稿について、投稿前に人の目でチェックすることを求めています。人間によるチェックは「推奨」ではなく「必須事項」です。


02

人間が確認するべき点は?

生成AIによる書き換えや表現の調整を行ったのが原稿の一部だけであっても、チェックを行う人物は、原稿全体に隈なく目を通し、当該箇所の意味や論文全体の本質が変化していないことを確認しなければなりません。AIツールによって生じた誤りをチェックし、AIによる推論の正否も確認すべきです。


03

原稿をチェックするにふさわしい人物は?

その論文の言語とその論文の学術的内容の双方についての知識と専門性を持つ人物によるチェックが求められます。特に、原稿を他言語から翻訳した場合、この点が極めて重要です。


04

原稿チェックを行うのは論文の著者本人でもよいか?

本人がその論文の言語に精通している場合は問題ありません。AIツールによる微妙なニュアンスの違いが分かる方は、自身でチェックをするのがよいでしょう。語学に少しでも不安がある方は、生成AIツールによる改変で大きく意味が変わる可能性があるということに留意しましょう。


05

原稿のチェックは専門サービスに依頼してもよいか?

もちろん可能です。著者本人や周囲の人物でチェックが難しい場合は、専門サービスを利用するとよいでしょう。言語や学術分野の専門性を持つ英文校正者にチェック・校正を委ねた上で、最終的に研究の内容の妥当性について、著者自身が責任を負うという流れになります。


世界の大手学術出版社は
人間によるチェックを義務付け

世界の大手学術出版社は<br>人間によるチェックを義務付け

専門の英文校正者による論文チェックの利点

01

論文出版での実績

『The Lancet』や『Nature』など、権威あるジャーナルへの掲載論文に関わってきた校正者 には高い実力があります

02

卓越した英語力

イギリスやアメリカを含む英語圏の校正者が原稿を検証し洗練された表現に調えます 

03

内容についての深い理解

各論文の学術領域についての知見を持つ専門校正者なら、内容面からも原稿を精査できます 

日本政府のAI基本計画骨子(案)

2025年9月、日本政府はAI利用に関する包括的な政策(案)を発表。科学・研究分野に関連性の高い情報をまとめた記事を作成しました。


記事を読む
https://www.enago.jp/academy/draft-of-ai-basic-plan-in-japan-and-its-impact-on-science/

日本政府のAI基本計画骨子(案)記事を読む

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