講師陣

Duncan-Nicholas

Mr. Duncan Nicholas(ex-Managing Editor, Taylor Francis)

Nicholas氏は、出版社Taylor & Francisの編集者など、出版業界において12年以上の幅広い経験を有する。Taylor & Francis社では30誌を超える学術誌の運営面を担当し、その後は学術誌の事業開拓を担当する部署の設立に参加。査読と編集作業について広い専門知識を持つ。欧州科学編集者協会 (European Association of Science Editors, EASE) 理事。国際編集者会議 (ISMTE) 委員長 (2017~18年度)。学術出版社協会 (ALPSP)・科学出版物の入手のための国際ネットワーク (INASP)・学術出版協会 (SSP) 会員。

講義内容研究論文の書き方 | ライティングスタイル | 論文の構成(IMRAD) | 論文タイトルのつけ方

Dr-Fiona-Murphy

Dr. Fiona Murphy(ex-Publisher, Wiley and Oxford University Press)

マーフィー博士は、 Earth and Environmental Sciences社、John Wiley & Sons社に在籍し、20年以上にわたり出版界で経験を積んできました。学術ジャーナル『Earth Sciences』誌や研究支援機関のベルモント・フォーラムで研究データ査読メンバーとしても活躍しています。マーフィー博士は、WDS(World Data System )-RDA(Research Data Alliance)連携ワーキンググループ(WDS-RDA Publishing Data Workflows Working Group)やフォース11学究コモンワーキンググループ(Force11 Scholarly Commons Working Group)で共同議長を務めています。

講義内容オープンアクセス(OA)とは | OAジャーナル掲載のメリットデメリット | OAモデル | OAレポジトリ | オープンサイエンスとデータ共有 | OA出版の成長にともなう課題

Dr-Roger-Watson

Dr. Roger Watson(Editor-in-Chief, Journal of Advanced Nursing)

現在、ハル大学看護学部の終身教授としてご活躍のワトソン博士は、学術ジャーナル出版においても25年以上の経験を有しています。博士は、2008年に英国大学研究評価(Research Assessment Exercise: RAE)および、2014年に大学研究評価制度(Research Excellence Framework:REF)のサブパネルメンバーを務め、世界で最も権威のある看護学術ジャーナル、『Advanced Nursing』誌の中核メンバーとして活躍しました。また、『Future of Nursing』誌のグローバル・アドバイザリー・パネルの創立メンバーも務めています。

講義内容レビューの書き方 | PRISMAチェックリストとフローチャートの重要性 | システマティックレビューにおける品質評価

Louise-Russell

Ms. Louise Russell(ex-COO, Ingenta)

Russell氏は、出版業界において15年以上の経験を有し、Ingenta社の学術部門で最高執行責任者を務めるなど、重要な職務を担ってきた。Ingenta社在籍時には、Ingenta Connect やpub2webといったプラットフォームの開発にも従事。その後、2013年より、Kudos社の設立チームの一員として、業務部長を務める。また、学術出版社協会 (ALPSP) の専門性開発委員会の委員長や、BMJ・F1000・Kudosのコンサルタントを務めてきた。

講義内容学術界の慣習、ジャーナル選択のためのツール理解 | ジャーナルの質の評価 | 対象読者の特定 | ジャーナルポリシーの理解

Dr-Christopher-Ferguson

Dr. Christopher Ferguson(ex-Research Funding Officer, University of Stirling)

ファーガソン博士は、10年以上の学術界での経験を有し、若手研究者から著名研究者までさまざまな研究者が、融資機関やその他の組織に研究助成金の申請書を提出するのをサポートしてきました。ファーガソン博士は、エジンバラ大学でイタリア文学のPh. Dを取得したのち、文学・言語・文化学部のプロジェクト管理チームに加わりました。 芸術学部や人文 ・ 社会科学各部の出版アシスタントとしても活躍しました。スターリング大学での研究資金調達員を経て、現在は、翻訳家としての仕事を続けながら、学術研究の商業化に関するコンサルタントサービスやブログサービスを大学に提供しています。

講義内容助成金の申請方法 | 助成要件の理解 | 助成機関の見つけ方 | 助成機関の要件の把握

Jenny-Delasalle

Ms. Jenny Delasalle(ex-Academic Support Manager, University of Warwick)

デラサール氏は、15年以上の学術ジャーナル出版での経験を有し、Springer Nature社、Elsevier社、OCLC(Online Computer Library Center, Inc.)、王立天文学会(Royal Astronomical Society)のコンサルタントとしても活躍しています。ウォーリック大学では、出版や文献計量法のトレーニングやサポートを担当しながら、出版や文献に関する知識普及に取り組み、フンボルト大学では「情報倫理」の講座を開講しています。また、議長としても極めて重要な役割を果たしています。

講義内容引用数の増やし方 | 盗用・剽窃にならないレファレンスと引用の使い方 | Mendeley、EndNote、Zoteroなどのレファレンス管理ツール

Jenny-Delasalle

Dr. Nello Spiteri(Ex-Director for Innovation & Business Development, Elsevier)

ネロ博士は、Elsevier社の元出版部長、 Nature Publishing Groupのシニア・コンサルタントに従事してきました。出版プログラム開発をサポートし、100誌以上の国際的な健康科学関連の学術ジャーナルのポートフォリオ管理に携わり、年30冊以上の新刊書を出版しました。ネロ氏は、Elsevierの出版計画においても責任ある役割を担い、ドイツ、スペイン、フランス、イタリアに事業を広げることに貢献しました。2009年から2010年に、英国研究リポジトリ委員会( United Kingdom Council of Research Repositories:UKCoRR)の学術・医学関連学会の専門家として勤めたことも含め、30年以上の出版社での経験を活かし、現在は、科学・技術・医学出版社の国際的出版コンサルタントとして活躍しています。