論文の文章と口頭発表

先日 ポスター発表 があり、英語による口頭試問を行ないました。
ポスターには論文に用いる語彙で説明を載せましたが、口頭ではもう少し口語調にしたほうがいいような感覚を持ちました(get、goあるいは極端に言えばyou know, などの使用)。
発表する場によるとは思いますが、 ポスター発表 の口頭説明の際、どの程度簡易的かつカジュアルであれば許容されるでしょうか。
ご意見をうかがえれば幸いです。
よろしくお願いいたします。
ポスター発表 を含め口頭でプレゼンテーションをするときは、研究の意図を聞き手に十分理解してもらえるよう、自分が最も心地よい状態でいることが必要不可欠です。
ただし学術的な発表である以上、フォーマルであることは求められます。聞き手が発表内容を理解できるように簡便な用語を使い、正確に発音することが大切です。
審査官の多くが簡易的でカジュアルな表現は気にしないでしょうが、たとえば人種、信条、情緒面などでひとを不快にさせるスラングや言葉、用語を避けることが肝要です。
また、重きを置く箇所では、あまりにも特殊な専門用語は避けるべきですが、発表内容を損なわないよう、自分の専門分野にふさわしい言い回しで十分に説明できるようにしてください。
なお、論文英語における口語の使用については、エナゴアカデミーの以下の記事をぜひご覧になってみてください:
論文英語の組み立て – 学術論文における 口語 の使用について