魅力的なカバーレターを書くコツを教えてください。

ご質問ありがとうございます。
カバーレターを書くにあたっては、いくつか気を付けるべき点があります。カバーレターは、研究の新規性や重要性を明確に伝え、そのジャーナルに掲載する価値があるということをジャーナルの編集者にアピールするための文章です。メールとは違い、正式な手紙ですから、文体・書式にも気を配りましょう。
ジャーナルの規程には、カバーレターに記すべき事柄や手紙の長さなどが書かれていますので、よく読んで規程に応じた調整を行ってください。一般的には、以下の点について気を付けると良いでしょう。
- 細かいことにまで言及せず、明確かつ簡潔に書く。編集者に伝えるべき内容について大まかに記し、特に指定が無ければ、なるべく1ページに収める。
- 自分の論文が、なぜそのジャーナルにふさわしいかについて強調し、ジャーナルの目的や対象領域にかなっていることを説明する。
- 研究の独創性について述べ、その分野の進展にどれだけ貢献しているかを伝える。
- 論文の内容を学位論文やプレプリントとして、あるいは学会で発表しているかを明記する。もしあれば、利益相反についても言及する。
- 書き出しの宛名を「Dear Sir,」などとせず、必ず編集長の氏名を調べて記す。
また、エナゴでは一部の英文校正サービスで、カバーレターを無料で提供しています。論文がより確実にアクセプトされるよう、英語ネイティブの専門家がご研究の内容を的確にアピールし、洗練されたカバーレターを作成いたします。ぜひ、ご利用ください(カバーレターのみを作成する個別サービスもございます)。