2001年から2006年まで、小泉内閣の経済担当閣僚として、強いリーダーシップと経済学者ならではの専門性でもって日本経済の構造改革を次々に断行してきた
竹中平蔵氏。竹中氏はまた「英語で魅力的なコミュニケートができない人は、リーダーになるべきではない」という持論をもつ英語の使い手としても知られる。例えば、大臣として渡ったアメリカでは、記者会見の席で通訳の英語を自ら訂正。また、世界各国の経済要人が集うダボス会議に招待され、英語で対等に議論を繰り広げる。しかし、そんな竹中氏にも、30歳目前で初めて海外留学したときには、マクドナルドの店員に英語をまくしたてられて反応できず、悔しい思いをしたこともあったとか。このグローバル時代、英語のネイティブスピーカーではない日本人が国際舞台で存在感を示していくためにはどうしたらいいのか。現在は政界を引退し、学者生活を歩む竹中氏に聞いた。
取材・構成=古屋裕子(クリムゾンインタラクティブ) 撮影=太田拓実