このたび学術研究者を対象に、英語論文を「書く力」と学会プレゼンで「話す力」、つまり「英語のデリバリー能力」に焦点を当てた少人数制のワークショップを開催します。講師は日本を代表する学術英語の指導者です。少人数制のワークショップに2か月にわたって出席し、たくさん英語で書き、話し、フィードバックを受けることを繰り返すことで、きっと今まで以上に自信を持って国際発表ができるようになるはずです。日頃お忙しい研究者の英語の「体力づくり」の一助となることを願っています。
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●東大の英語教育の責任者トム・ガリー先生のアカデミック・ライティング入門講座●
●国際学会のプレゼンのスペシャリスト日大クライブ・ラングハム先生の国際学会プレゼンテーション入門講座●
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<こんな方にお勧めします>
○まもなく学会発表を控えている方。実際の発表原稿を使って特訓したい方。
○日本トップクラスの英語教育者の指導を受けてみたい方。
○英語での研究発表の経験が少ない若手~中堅理系研究者
【テーマ】
国際舞台で輝くために、アカデミック英語の「基礎体力」を鍛えよう!
【日時】
●アカデミック・ライティング入門講座●
2012年9月11日(火)より毎週火曜開講(最終日は、10月30日(火)となります。)
全8回。各回とも午後19時から午後21時の2時間。
●国際学会プレゼンテーション入門講座●
2012年9月13日(木)、20日(木)、27(木)
2012年10月4日(木)、12日(金)、18日(木)、24日(水)、31日(水)
全8回。各回とも午後19時から午後21時の2時間。
基本的には、8回で1セメスターとなりますので、各講座につき全8回通してご参加できる方を対象とさせていただきます。ただし、急に欠席をされる場合には、2回までは代理の方による出席もしくは英文添削サービスのクーポンなどで代わりとさせていただきます(途中解約、返金はできません)。
【場 所】
日本工業大学 神田キャンパス 多目的ホール(3F)
東京都千代田区神田神保町2-5
http://mot.nit.ac.jp/access.html
神保町駅下車、「A1」または「A6」出口より徒歩2分
(東京メトロ半蔵門線、都営三田線、都営新宿線)
【講師紹介】
●トム・ガリー先生(アカデミック・ライティング入門講座担当)
東京大学 大学院総合文化研究科 准教授
東京大学 外国語学習プログラムALESS マネージング・ディレクター
米国出身。カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校卒業(言語学専攻)、シカゴ大学大学院修士課程修了(言語学および数学)の後、1983年に来日。1986年より日英翻訳、辞書編集などを本業とする。2002年より東京大学で教鞭を執り始める。2008年4月、東京大学の理系学生のためにアカデミック・ライティングを体系的に教えるALESSプログラムを開講。ALESSのマネージング・ディレクターとして、アカデミック・ライティング教授法の理論を練り、実践訓練を受けた常駐TAによる個別支援体制を整え、東京大学の英語教育向上の推進的役割を担っている。
●クライブ・ラングハム先生(国際学会プレゼンテーション入門講座担当)
日本大学歯学部歯学科 教授
英国出身。1980年にケント大学大学院応用言語学科を修了。インドネシアや中東などで教育に従事したのち、1985年に来日。日本では多くの国立・私立大学で教靴を執り、現在では日本大学歯学部教授(外国語・英語)。研究分野は科学英語(Scientific English)と発表言語(the language of presentations)。全国語学教育学会(JALT)と日本医学英語教育学会(JASMEE)に所属。Journal of Oral Science(日本大学歯学部)のlanguage editor、さらにJournal of Medical English Education(JASMEE)のeditorial executive boardを勤める。昨年4月に医歯薬出版より『国際学会English: English for Oral and Poster Presentations』が出版された。
【概要】
近年、英語での情報発信能力を重視して、一部の大学では特別プログラムやカリキュラムを設置していますが、まだまだ「研究者個人の努力」に任されている比重は大きいのが現状です。日本人一般にも言えますが、英語教育は受信(リーディング、リスニング)に偏り、発信(デリバリー;ライティング、スピーキング)は重視されてきませんでした。プロの研究者といえども、例外ではありません。研究者として独立した途端、熾烈な海外の研究者との競争に放り込まれ、海外のジャーナルに投稿したり、海外の学会で発表、交流したりする段階になって、デリバリー面において「英語の壁」に突き当たります。十分な教育制度やサポートもないまま国際競争にさらされ、いきなりマルチ能力を身につけることを要請される大学教員や、また、アカデミック界にデビューする前の大学院生、企業研究者など、幅広く「学術界」に身を置き、英語での情報発信能力に不自由を感じている研究者が当アカデミーの対象となります。英語力アップは、繰り返しの実践が一番の早道ですが、日本には、研究者向けに学術英語のスキルを鍛えることのできる場はほとんどありません。当アカデミーでは、「書く力」と「話す力」、つまり「英語のデリバリー能力」に焦点を当て、学術研究者たちの英語の基礎体力を鍛える一助になればという思いをこめて、今回のような少人数制のプログラムを企画いたしました。授業は講師からの一方向的なレクチャーではなく、講師と受講生間、または受講生同士のインタラクティブなやり取りを中心として進行します。そのため、「ただ聞く」だけの態度では、当セミナーの参加者としては残念ながらふさわしくありません。受講生の皆様には、自発的に学ぼうとする姿勢が求められます。
【セミナー内容】
●アカデミック・ライティング入門講座●
東京大学で2008年から学術英語プログラムを立ち上げ、運営の責任者をされているトム・ガリー先生を講師に招き、学術英語ライティングの技術を教えていただきます。普段は東京大学でしか聴けないガリー先生の講義に、2ヶ月にもわたり参加できる特別な機会です。セミナーでは、受講生が実際に書いた英文を教材にし、隣席の受講生と相互添削を行いながら、講師が解説を加えていきます。受講生が執筆者となり、同時に、隣席の受講生の「レビュアー」となることで、批評的に英文を見る力が養われ、それが自分自身の英文執筆力の強化にもつながります。
第1回 学術論文を書くプロセスを考える:もう一つの peer reviewの有用性
第2回 名詞を究める:可算名詞と不可算名詞の重要性と見分け方
第3回 冠詞を究める:読者を想像しながら選ぶa/anとthe
第4回 時制を究める:日本語との決定的な違いはどこ?
第5回 文の構造を究める:複雑なセンテンスをうまく作るコツ
第6回 参加者に共通する文法ミス(1)
第7回 参加者に共通する文法ミス(2)
第8回 まとめ ライティングの技法
※セミナー中の使用言語は日本語です。
※受講生は英単語200~300語程度で論文のイントロダクションもしくは結論部、手持ちの論文がない場合には同分量で自分の専門に関する英文を事前に提出していただきます。受講生の実力を把握するために使うので、自分で書き、第三者のチェックを経ていない文章が望ましいです。
●国際学会プレゼンテーション入門講座●
日本大学などで30年近く学会プレゼンテーションのスキルを教えているクライブ・ラングハム先生を講師に招きます。『国際学会English』などベストセラーがあるプレゼンの達人、ラングハム先生の講義を聴ける貴重な機会です。受講生には短いプレゼンテーションを英語で行っていただき、ラングハム先生がフィードバック指導を行います。受講生の実演を教材に、導入や締め、図表の示し方、質疑応答などの区分で適切な表現を学びます。
1. Starting your presentation, thanking the Chairperson, handling the overview slide, giving background information, stating objectives
2. Moving on to the main body, avoiding a flat presentation, emphasizing main points, connecting subsections of the presentation
3. How to move between sections, simplify data and give short summaries
4. The English you need to handle and explain slides, introduce data
5. How to finish your presentation, effective conclusions, acknowledge coworkers, funding and mention future work
6. How to control the Q and A session and avoid difficult situations
7. Simulation techniques to help you to answer questions
8. After the presentation is over, making contact with people and networking
※セミナー中の使用言語は英語です。基礎的なレベルがあれば、受講に支障はありません。
※受講生には、5~7分程度のプレゼンテーション資料を事前に作成、提出していただきます。テーマは他の受講生にも分かるようにご自身の研究の概略もしくは一般的なものが望ましいです。
【セミナー参加料】
・各セミナー(全8回計16時間) 52,500円(税込)
※公費、科研費でのお支払にも対応しております。
【定員】
・各セミナー 20名
※20名を超える応募があった場合は、同程度の語学力・専門性を基準に、受講生の選別をさせていただく場合もございます。
【申込締め切り】
8月31日(金)まで
※定員になり次第、締め切りとさせていただきます。
【お申し込み】
エナゴ学術英語アカデミー事務局(academy@enago.com)
氏名、参加を希望するセミナー名(ライティングもしくはプレゼン、または両方)、連絡先、所属、研究領域を明記のうえ、メールでお申し込みください。お電話での受付、お問い合わせ(03-6806-0753)にも対応しております。また、ご質問もお気軽にどうぞ。