論文を書き終わったのは夜中の2時。投稿期限も目の前。キーワードはとりあえず頭に浮かんだ言葉を並べて・・・。そんな経験があるのは私だけでしょうか。
キーワードの善し悪しは、ジャーナル出版の是非には関係ありません。多くの査読者はそこまで綿密に読み込まないでしょうから、かなり適当なキーワードを書いても何とも言われないでしょう。しかしいったん出版されれば話は違います。キーワードの善し悪しで、ほかの論文に参照文献として引用されるかどうかが決まると言っても過言ではありません。ひいては自分の論文がどれだけ多くの人に読まれるか、どれだけ学会に影響を与えられるか、という問題につながります。そこで今回は、よいキーワードを簡単に選ぶ方法を考えてみたいと思います。
まず最初に、自分の論文に関係のある言葉をできるだけ多く書き出してください。すぐにいくつか頭に浮かんでくるはずです。なかなか出てこない場合は、自分が参照した文献のタイトルを見るといいでしょう。また、これらの参照文献のキーワードが何だったかを確認するのもよい手です。
つぎに、書き出した言葉の類義語を考えて書き加えます。この際、カタカナの表記で多様性があるものや略語があれば、それも忘れないように注意してください。
最後に、図書館のウェブサイトやサーチエンジンを使って、どの言葉により多くのヒットがあるか、また、ヒットした項目が自分の研究と関係のあるものかを調べてください。ヒット数の少ない言葉は、他の人が検索をするときにもあまり使われない言葉だと考えていいでしょう。この場合、自分の論文のキーワードとしてどうしても不可欠でない限り削除することを考えましょう。
余談になりますが、検索する際には、市や県の図書館ではなく、大きな大学の図書館を利用した方がより正確な結果が得られると思います。また、ヤフーやbingなどのような一般的なサーチエンジンも有効ですが、グーグル・スカラー (http://scholar.google.com/schhp?hl=en&tab=ws)のように、出版物に限定したサーチエンジンも便利です。












